中学受験は精神的に幼い子供が、
必死に頑張っています。
本当に中学受験をしたいかどうか
自分ではよくわからないまま勉強して、
とうとうここまで来てしまった子供が
その子なりに必死に頑張っています。
そんな子供たちへの声掛けであることを、
絶対に忘れないであげてください。
ご両親のイライラもよくわかります。
子供の合格を願えば願うほど、
親自身が焦りパニックになり
心無い一言をポロッと言ってしまいます。
ポロッと言った言葉は、
妙に子供の心に刺さることがあります。
受験直前のこの時期は、
特に注意してあげてくださいね。
声掛けの仕方を
いろいろなレベルに分けて説明します。
①御三家やその周辺のハイレベルな学校を目指している子たちは、
自分の意思で頑張っている子が多いです。
このような子たちには、あまり声掛けは必要ありません。
不用意な声掛けは、却ってイライラさせるだけなことがあります。
過去問をやって思うような点数が出ずに落ち込んでいるような時は、
その子が頑張ってきた具体的な行動を
『そっとさりげなく』褒めてあげてください。
『この問題が解けるってことは、やっぱり賢いな。』
②四谷偏差値50前後のボリュームゾーンにいる子たちは、
自分の意思で中学受験を始めたわけではない子が多いです。
こういった子たちは基本的に打たれ弱いので、
定期的に褒めてあげてください。ご褒美も効くと思います。
ただ、やり過ぎは禁物です。
基本的には行動を褒めて、
たまには精神面も褒めてあげてください。
『この問題が解けたのは凄い。毎日の勉強の成果が出てる。』
『泣きながらよく耐えた!えらい!』
『逃げずに挑んだことがすごい!』
③偏差値40以下の子たちは、受験直前でもサボりたいですし、
遊びたいと思っています。そこまで貪欲に合格したいと
思っているわけではなく、
親がやれ!って言うからやっているだけの子が多いです。
ですので、
かなり頻繁に褒めてあげないと、すぐにモチベーションが下がります。
①の子たちはやる気とかモチベーションというものがあまり無く、
事務作業のように淡々と勉強しますが、
③の子たちはモチベーションを上げないと勉強してくれません。
そのため、私は多少オーバーに褒めるようにしています。
気がついたことがあれば、何度でも褒めるようにしています。
ただ、あまりやりすぎると効果が薄まってしまうので、
①〜③の子全てにおいて『ツンデレ』を意識しています。
常に優しい面白い先生だと、
子供たちはすぐに舐めてきますので、
『厳しい時はかなり冷徹に厳しく、
面白い時は爆笑するくらい面白く、
褒める時は大袈裟なほど褒める』
ということ心掛けています。
①〜③に分類しましたが、
実際にはこんな単純に分けられません。
その日のその時の子供の状況を読んで、
最適な方法で褒めてあげてください。
ご両親が一度志望校の過去問を実際に解いてみると、
『うちの子はこんなに大変なことをやっているんだ』
ということがわかり、とても愛おしくなったりします。
受験まであと少しなので、できるだけ子供に寄り添ってあげてくださいね!