中学受験で大学附属中学を選ぶ理由は、
いろいろあると思います。
高校受験をせずに、
受験勉強だけでなく
スポーツや興味のある勉強をしたり
いろいろなことに取り組んで欲しい
というのであれば、
小学校から入れてしまった方が楽です。
中学受験でGMARCH以上の附属校に入るのは、かなり大変です。
正直なところ、
努力だけではどうにもならない面があると思います。
それを努力で補おうとすると、
血の滲むような努力が
本当に必要になります。
小学校高学年という多感な時期に、
全てを犠牲にして中学受験をするのは
あまり賛成できません。
ただ、
小学校から入れると、
お金がかかる、
中学受験組に比べて勉強量が少ないので落ちこぼれる可能性がある
というデメリットはあります。
一方、
最終学歴としてGMARCH以上の学歴
かつ、
コスパを重視したい、
のであれば、
公立中学、公立高校から
指定校推薦
公募推薦
一般受験
の順で楽だと思います。
特に
自分の能力よりも低い高校に入って
オール5を取り続ければ、
わりと楽に推薦で行けてしまいます。
もっとも、
早稲田慶應については、
高校から入るのが一番楽だと思います。
公立中学でオール5を取れば、
推薦入学の資格を得られます。
中学受験で優秀な子達が抜けた後の公立中学では、
オール5を取るのはそれほど大変ではありません
(提出物が多いなど面倒なことはあります)。
真面目に勉強すれば取れます。
中学受験のようにセンスはいらないです。
中学受験で入るよりもはるかに楽です。
まだあまり知られていない抜け道だと思います。
私自身が附属校だったからなのか、
附属校に通わせる意義を
少し違った面から捉えています。
(少数派の意見だったら申し訳ありません)
内部で成績が良かった人たちは
当然のように大企業に入っていきました。
成績も良いから就活もスムーズですよね。
ただ、
もちろん出世している人もいますが、
あまり出世していない人が多いです。
社会に出てから出世している人は
バイタリティーあふれる人
行動力があって目立つ人
コミニケーション能力の高い人
打たれ強い人
無欲な人
自然と人が集まる人
何をやってもやらされても
毎日楽しそうな人
頭の回転は速いのに、
ギリギリの成績を取り続けるが、
スレスレでしっかり大学まで行く人
成績が悪くても、
先生たちと仲の良かった人
先生たちに可愛がられてた人
のような気がします。
こういう能力は
社会に出てから必要ですよね。
のびのびとした環境で、
こういった能力を身につけることが
附属校に通う意義のような気がします
また、
受験勉強でない勉強、
例えばレポートや小論文を書くこと
がとても重要だと思います。
ただ書くのではなく、
博物館などを巡り
必死に資料を探し
論理的に構成を考え
何度も先生からダメ出しをされ
何度も悩んで書き直す、
こういった作業を
若いうちからやれる環境を得られることが
附属校に通う意義のような気がします。
こういった経験は
社会に出てから必ず生きてくるような気がします。
ご子息の将来を見据えて、
志望校を選んであげてくださいね!
ご不安なこと、気になることがあれば、お気軽にご相談してくださいね。