最近、ふと気づいたことがあります。思い通りにいかないことが重なると、私たちの心って、いつの間にか小さなトゲでいっぱいになってしまうんですよね。誰かのせいにしたくなったり、普段なら笑って流せることが急に許せなくなったり。自分でも驚くような冷たい言葉が、つい口からこぼれてしまうこともあります。
でもね、そうやって心がささくれているときほど、自分自身ではその変化に気づけないものです。焦りや怒りの炎が強いとき、人はどうしても、自分を遠くから見守る心の余裕をなくしてしまうから。実は私にもそんな時期がありました。あとになってようやく「あの頃の私は、周りにトゲを向けてばかりだったな」って、静かに反省したのを覚えています。
ただ、ひとつだけ信じてほしい真実があります。今の状況は、あなたが積み重ねてきた「選択」の結果であるということ。これは決してあなたを責める言葉ではなく、あなた自身の「自由」を取り戻すための希望の言葉です。「今の場所まで自分で歩いてきた」と認められたとき、あなたはもう一度、これから進む道を自分の意志で選び直すことができるのです。
もし今、胸の奥にどうしようもない苛立ちや不安を抱えているなら、ほんの少しだけ、思考を別の場所へお散歩させてあげてください。窓を開けて風に当たったり、揺れる木々を眺めたり、土の匂いを深く吸い込んでみたり。自然は何も言わず、ただありのままのあなたを包み込んでくれます。
そうしているうちに、頭の中のノイズがふっと静かになる瞬間が必ず訪れます。大丈夫ですよ。冷静なあなたは、いつでもあなたの中に眠っています。あなたの本当の優しさは消えてしまったわけではありません。ちゃんとそこにありますから、安心してくださいね。