言葉で伝える大切さ

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占い
「そんな事、言わなくても分かるはずなのに」
「私が思っていることを察して欲しい」

相手の愛情が足りないのでは?という
ご相談を良く頂きます。

「私を知っていれば分かるはず」と。

その「はず」は、とても危険です。
誰もが同じ考え方ではありませんから。

自分の思い込みや希望に「はず」を付けて
当然の事と決め込んでしまう。

「相手も同じ考えに違いない」と
相手への期待を勝手に高めてしまう。

その無謀な希望のせいで、
小さなことで過剰に落ち込んだり、怒ったりして
深い人間関係が築けなくなってしまいます。

恋愛関係が上手くいかない原因で良く言われる
「価値観の違い」「性格の違い」は
こういうところから始まるのかな、と思います。


「何でこんな事が分からないの?」
「このくらい、察して当然なのに!」
と内心で怒りながらも理由は言わず、
ただただムッツリ黙り込む…

分かって当然の事が分からなかったのだから、
なぜ怒っているのかぐらい察してよ、と。

でも、相手からしたら
なぜあなたが不機嫌になったのか分かりません。

どうしたのか聞いても、
「何でもない」とか「分からないならいい」
しか言ってくれませんしね。

触らぬ神に祟りなしで、
あなたの機嫌がなおるまで出かけたりして
どんどん距離が空いていくばかり。

こうなってしまうと、
関係を深めるどころか
友だちでいるのも難しいですね。


相手に分かってほしい事は、
しっかり言葉で伝えましょう。

「こういう時には、こうして欲しい」
「これに気付いてくれなくて、悲しかった」
など、素直な気持ちを言葉にするのです。

相手にも「どうしたい?」「どう思う?」と聞いて
こまめにコミュニケーションを取って。

お互いの気持ちを尊重し合えれば、
信頼も生まれ、より深い関係が築けます。

毎日、ちょっとで良いので、お互いの本音や疑問、
話したいことを何でも話せる時間を取ると良いですね。


付き合い始めて半年、一年と経てば、相手の行動、
考えていることが少しずつ分かってきます。

「あれ取って」で分かるようになったりね。

お互いを気遣い、察し合うことも素敵だと思います。

ただ、「察してくれてありがとう」という気持ちを忘れて
「そんなの察して当然」になってしまうと、問題です。

相手が自分の思い通りに察してくれないと
むっつり不機嫌になり、
相手に当たって当然と思ってしまう。

親しいからこそ、分かって欲しい。
自分のことを知って、覚えて欲しい。

その気持ちは分かりますが、
「急に機嫌の悪くなる人」になってはいけません。

分からなくて当然。
分かってくれて、ありがとう。

その気持ちを忘れずに、ね。


何度か伝えていることも、疲れていたりして
忘れてしまうこともあるでしょう。

そんな時
「前にも言ったよね!?」と怒らずに
何度も伝えていきましょう。

「私にとって、とても大切なことだから」
誠意を込めて何度も伝えるのです。

あなたも相手の大切なことを覚えて
「私もあなたを尊重しているから、あなたにも
尊重してほしい」と言動で伝えましょう。

あなたを気遣う相手なら、きっと覚えてくれますよ。

もし、あなたばかりが努力して
相手が改善してくれない時は…

本当にその人と一緒にいたいのか
立ち止まって考える時です。


自分にどんな人が合うのか分からない時、
相手はいるけれど、何を考えているのか
分からない時は。

私のような占い師にご相談いただくのも
おすすめですよ。

ちょっと宣伝してしまいました。


お互いを尊重し合えて、何でも話せる
素敵な人が見つかりますように!

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