NLPコミュニケーション 視覚の親と聴覚の子ども

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コラム
心理カウンセラーのアヴニールです。
NLP表象システムをご存じない方は、
こちらの記事を先にお読みください。

日本では、視覚40% 身体感覚40% 聴覚20%と言われています。
自分とは別の表彰システムを持つ人とは、
コミュニケーションが取りにくいということは
しばしばあります。
それは親子の場合も同じです。

私は、子どもの頃 聴覚でした。
今は視覚です。(成長や環境、仕事などで変化します。)

両親は、2人とも視覚。
親戚もほとんど視覚で、集まると「かなり賑やか」です(笑)

小さい頃は、本ばかりを読んでいる子どもでした。。
小学2年生くらいのころ、
オーケストラを題材にした小説を読んで
クラリネット奏者に憧れたんです。

で、母に「クラリネットを習いたい」と話しました。
母は、
「あっ、チンドン屋さんになりたいの?」
「ママも小さいとき、大好きでね。よく見に行ったよ~」
「楽しいよね。なんかワクワクするじゃない?」
とチンドン屋さんの話をずっ~としてる。(笑)

何度も「なんか違う」と言ったのだけれど
母の頭の中では、クラリネット=チンドン屋さんの
映像が流れていたんでしょうね。。
「なんか違う」を聞いてくれない(笑)

母が思い込むと、子どもの私には突破できる
言語力がなかった。。。(^_^;)

こんなことが、何度も何度もあって
母に説明したり、質問したりするのは
無理だと悟りました。(笑)

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その後、百科事典を買ってもらった私は
毎日がとっても楽しくなりました。

どこかを読むと、知らないことや
興味のあることが書いてある。
それについて調べると、
また知らないことや興味のあることが。。。
母に何かを質問する必要もなくなり
お互いにストレスが無くなったように思います。

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視覚の親にとって、
身体感覚の子は「グスグスして、はっきりしない」と
イライラすることがあるかもしれないですね。

身体感覚の親にとって、
視覚の子は「しゃべって、動いて、騒々しい」と
ウザイと思うことがあるかもしれないですね。

忙しいときや余裕がないとき
子どもの表象システムをスルーして
自分の感情や考えだけを一方的に
押しつけたりすることが、ありませんか?

クライアントさんの中には
子どもの頃の体験に基づいて
 自分は価値がない
 自分は愛されない
 自分は役に立たない
 自分はいらない子
などと思い込んでしまうケースが多くあります。

親にとっては、些細な出来事や発言が
子どもにとっては、一大事ってことがあるんです。
チョッとだけ子どもの表象システムを理解して
コミュニケーションをとってくださいね。



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