NLPコミュニケーション 視覚と視覚

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コラム
心理カウンセラーのアヴニールです。

脳が五感(視覚・聴覚・触覚・嗅覚・味覚)からの情報を
受け取って、理解して、判断する過程は、
人によって優先順位が違うことが分かっています。

どの感覚を優先していくかを分類して 
解明したものが、NLP表象システムです。
①Visual(視覚)を優先的に情報処理する人
②Auditory(聴覚)を優先的に情報処理する人
③Kinethetic(触覚・味覚・嗅覚を合わせて身体感覚)優先的に情報処理する人

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視覚タイプの人と視覚タイプの人は
とてもテンポ良く会話をします。
楽しくて意気投合しやすいです。

例えば
 視覚A ねぇ聞いた? ○○さん 大変らしいよ
 視覚B あー知ってる。知ってる。ヤバイよね~
 視覚A うん。うん。 すごいよね。
 視覚B これから大変だよね~
 視覚A そうだね。でもちょっと興味あるんだよね。
 視覚B えっ~~ そうなの?
 視覚AとB キャ~。アハハハ
とても盛り上がって
2人とも楽しい会話だったと思っている。

でも 何の話をしていたのか?

Aさんは「○○さんが始める新しいプロジェクト」について
Bさんは「○○さんの部下がやってしまったミス」について
話していたかもしれない。。。

テンポは良いけれど具体的なことがない。
視覚タイプの人は、
頭の中にイメージ化した映像があって話をすることが多いので、
同じイメージを相手も思い浮かべていると錯覚しがちです。

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客先で作業中の2人
 視覚A ねぇ、今日アレ持ってきた?
 視覚B ごめん。 必要だと思わなかったから持っていない。
 視覚A う~ん。そっか。。。 なんとかしてみよう
 視覚B まだ、かかりそう?
 視覚A もうちょっと、なんとか。。。
 視覚B あれ~、ねぇ。コレ使えば早くない?
 視覚A えっ? 持ってるの? さっき聞いたよね?
     持っていないって言ったじゃん
 視覚B ごめん。 コレのことだと思わなかったのよ。

この会話、Aさんはメモリスティックが欲しかった。
Bさんは、資料を持っているかと聞かれたと思った。
Bさんは、Aさんの作業を見てて、
メモリスティックを使えば早いのにと思った。。。

アレとかコレとか、伝わらないです~(笑)

視覚タイプどうしで会話するときは、
具体的に話をするようにしないと
ものすごい「すれ違いの会話」している場合があります。

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