NLPコミュニケーション 身体感覚の観察力

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コラム
心理カウンセラーのアヴニールです。
NLP表象システムをご存じない方は、
こちらの記事を先にお読みください。
身体感覚の人は、視覚タイプに囲まれると
口数少なくおとなしい印象となります。

視覚Aさん、視覚Bさん、身体感覚Cさんが
スーパーに買い出しに行きました。
 視覚Aさん ねぇ、これ、安くなってるよ。
 視覚Bさん ホントだー。 
       買う予定になかったけど、いっぱい買っていこうよ。
 視覚Aさん うん。うん。そうしよう。
 視覚Bさん 何個くらい買っちゃう?
 視覚Aさん 持てるだけでしょう~(笑)
 視覚Bさん Cさんも手伝って~
 身体感覚Cさん あの~。。。 
         それ昨日と同じ値段です。
         値札が赤字なだけですけど。。。
 視覚Aさん えっ、ウソ。。。。
 視覚Bさん マジ。。ですか。。。
 身体感覚Cさん はい。マジです。

視覚の人は、赤い字だと「安い」って思い込んで
テンションが上がってしまいます。

身体感覚の人は、赤い字に惑わされずに
しっかり値段を確認する傾向にあります。

身体感覚Cさんが一緒じゃなかったら
いつもと同じ価格の商品をたくさん買い込むところでした。。。

大抵の場合、視覚の人達は、
この事実に気がつくこともないので
「得した満足感で幸せいっぱい」なんですけどね。(笑)

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同じメンバーで 居酒屋に行きました。
メニューを見て注文するとき。。。
 視覚Aさん 私、これとこれとこれ~。
 視覚Bさん 私は、これ食べたい~。
 視覚Aさん あと、これもいいなぁ~
 視覚Bさん うん。そうだね。良いね。 あっ、これも~。
 視覚Aさん Cさんは何か食べたいものないの?
 身体感覚Cさん ・・・・・
 (Cさん心の声: 
  いやいや、既に大量に注文していて食べきれるの? 
  だいたいテーブルにのるのか?)
 身体感覚Cさん とりあえず食べ始めてから考えますね。

こんなこと、ありませんか?

視覚の人は、
メニューの写真や前に食べたときの記憶などで
これ食べたい。 これも美味しそう。 
と思うそばから口に出しています。

身体感覚の人は、
以前食べた経験で、また食べたいと思うほど美味しかったか?
今のお腹のすき具合で、全部が美味しく食べられるか?
ということを考えています。

視覚の人は、思ってから口に出すまでのスピードが速いので、
身体感覚の人が注文しようと思う頃には、
既に大量の注文が入っている
そんなことになっているんです。。。

たまには、最初に身体感覚の人に聞いてあげましょう。
「あなたは、何を食べたい?」
そして、すぐに答えが返って来なくても
ちょっと考える時間をあげましょう。
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