直接評価に関係ないけどページ表示速度を上げるべき

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皆様こんにちは、月間平均 100 万 PV の個人ブログ「Jetstream BLOG」管理人 & ライターの 石井順 です。

今回は、ブログのページ表示速度についてお話させていただきます。

Google は、WEB サイトのページ表示速度を検索順位の評価基準としては(まだ)取り入れていないと明言しています。しかし、ページ表示速度向上は重視すべき事項です。

なぜ重視スべき?

WEB サイトのページ表示速度、ブログのページ表示速度を重視スべき理由は、それが『読者ファースト』コンテンツにつながるからです。WEB サイトが表示されるまでに 3 秒以上掛かる場合、約 3 分の 1 のユーザーがサイトが表示される前に離脱するというデータも出ているほど。

せっかく読者が訪れてくれたのに離脱させてしまうことは、読者に無駄な労力を仕向けてしまっています。誰にもメリットがありません。

Google は WEB サイトのページ表示速度を検索順位の評価基準としては(まだ)取り入れていないと明言しているものの、WEB サイトのページ表示速度が遅くても OK とは言っていません。あくまでも、Google が直接的に WEB サイトのページ表示速度を検索順位の評価基準として取り入れていないと言っているだけです。

しかし、せっかく訪れた読者が WEB サイトの表示前に離脱してしまうことは、読者のネガティブな行動としてマークされ、そして結果的にユーザビリティの低いサイトとして悪い評価を受けることとなります。つまり、Google は直接的に評価していないだけで、間接的には評価されてしまうわけです。

なので、ページ表示速度向上は重視すべき事項となるわけです。

改善してもすぐに評価されない

ここで注意しなくてはいけないのは、ページ表示速度を向上したからといって、すぐに結果は出ないということです。ページ表示速度を向上させると PV(ページビュー)が増えたり、離脱率が下がったりしますが、結果的な Google からの評価がすぐに上がるわけではありません。

数値の向上や改善は、数週間、数ヶ月掛けて徐々に浸透していき、そして Google からの評価も上がります。結果が出るまでに、根気強く待つ必要があるということです。

しかしページ表示速度の向上は、読者からしてみてもすぐに体感できる改善となるため、すぐにでも取り入れるべき。わかりやすい SEO 対策です。

まとめ

ページ表示速度向上は言葉では簡単ですが、結構テクニカルな内容だったりするので、初心者には厳しい内容かもしれません。WordPress であれば、まずはプラグインを減らしたり、キャッシュ系プラグインを導入したり、AMP 化したりなど、試行錯誤しながら勉強し、そして向上、改善していくことをオススメします。

ページ表示速度を向上、改善していくと共に、運営者も成長していかないと何の意味もないので。
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