アクセントクロスの選び方と納まり

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こんにちは^^インテリアコーディネーターのyuu interiorです。
個人の方々からの家具コーディネートやデザイン会社からの3Dパース作成、最近は工務店の戸建てコーディネート業務に携わっております。

今回のブログではアクセントクロスのオススメの場所、選び方、見落としがちな納まりのポイントまで簡単ながらお届けしたいと思います。
(※サムネイルお写真は以前ご依頼いただきました、N様邸より)

アクセントクロスを貼りたい!オススメの場所は?!

ご自身でこだわりのDIY、海外クロスをこだわって貼りたい、もしくは、工務店の標準仕様で数種類選べるのでせっかくだから貼りたい方まで様々かと思います。

お部屋の中は基本白なので、居室の1面だけでも色を取り入れるだけで意匠性が格段上がりますね!トイレのような狭小スペースは大胆な柄やカラフルな色で遊ぶにはもってこいの空間です!

レンガ柄やタイル柄は微妙??気をつけることは??

基本的にご自身の好きな色を選んで良いと思います^^
せっかくの自分の城なのでご自身の好きを満遍なく演出できることが最高のインテリアだと思います。

\同じ色でもメーカーによって質感が様々/
例えば、同じブルーでも、メーカーによって微妙に色や質感が異なります。
エンボスが強めで陰影がでるものから、マットな質感で塗り壁のようなもの、少しグレーが強かったり、実物をみると意外と鮮やかすぎたり、、、
後悔しないために絶対サンプルは取り寄せましょう。
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\レンガ柄やタイル柄を選ぶポイント/
レンガ柄やタイル柄は、柄というよりも構造や質感そのものをプリントしたものなので、慎重に選ばないとチープになりがちです。至近距離だと偽物感が伝わりやすいので、なるべく遠目な場所に使用することをオススメします。

例えば人気のサブウェイタイル↓↓
本物のタイルの場合、質感が艶やかなので、照明の加減で反射します。しかし、クロスの場合は反射がありません。
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キッチンに立つ人は別として、来客が目にする距離がこれぐらいだったら全然ありだと思います。↓↓インテリア写真をSNSにアップする場合も、だいたいキッチンだとリビング側から撮影することが多いかと思います。

本物のタイルを施工できるに越したことはありませんが、コストを抑えたい場合はオススメです。
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レンガ柄は、茶色系に関しては目地が細い物や陰影が控えめなタイプがオススメです。フラットに印刷されているタイプより、レンガのデザインに沿って少し凹凸があるタイプの方が質感があって良いですね。
真っ白なレンガ柄でしたら意外と目地太めの丸み帯びたデザインでも違和感なく可愛らしいインテリアになります^^

また、目地の色と家具の色をリンクさせることで統一感が生まれます。目地の色も結構見落としがちなので、是非気にして調べてみてくださいね!

木目のクロスはどこに貼る?!気をつけることは??

壁はもちろん、近年は折り下げ天井に貼るパターンも流行っていますね。
木目のクロスは貼る方向に気を付けてみてくださいね。
フローリングの床方向に合わせる、縦長空間だったら空間の流れに合わせる
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木目は縦目が自然と思われますが、通路などあえて横目にそろえることで奥行き感が出ます。キャビネットや収納、建具も合わせられれば横目に揃えてあげると良いでしょう。

そこはスマートに貼れる場所?!部材は使わない方がデザイン的にはスマートに。。。

工務店との打ち合わせや、ご自身で貼られる場合でも確認したいのが、部材を使用することなくスマートに納まるのかです。
もちろん場所やデザインによっては部材を使用するのも全然ありなのですが、部材はなければない方がスマートです。(これはおそらく個人個人で考え方が異なります。)

家の中には壁があり、壁の内側の角と終わりの角があります。これを入隅と出隅という言い方をします。
角の終わり(出隅)でクロスを終わらせてしまうことで、クロスがめくれやすくなってしまいます。そのため、この角(コーナー)はジョイント部材で固定してあげなくてはなりません。
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これは壁だけではなく、例えば天井の折り下げ角であったりも同様です。角だけでなく、平面でも途中からクロスが変わる場合は必須です。

居室、クローゼット内、扉を設置していないけれど居室が変わる場合など、なるべくスマートに納めたいと思いますので、図面をみさせていただければご提案できます^^


ささやかなブログ記事になりましたが少しでもお役に立てれば幸いです♪


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