本日は社会心理の観点からなぜクラスのカーストが決まるのかという話をさせていただきます。
"ミラーニューロンがあなたを救う!: 人に支配されない脳をつくる4つの実践テクニック"(大嶋信頼 著)
と言う本を引用させていただきながらお話させていただきます。
"学校には、いじめっ子といじめられっ子が必ずいます。教室の中で必ず高飛車な奴がいて人のことを差別するので「そいつの顔を見るのも嫌だ!」となって、学校に行くのも億劫になるのです。
学校では、必ず、いじめられる奴、差別される奴、というのが決まっていて、いじめをする奴も決まっていました。
いじめられる役は、どこに行ってもいじめられていたのです。
この〝いじめっ子〟、〝いじめられっ子〟、そして〝傍観者〟の3つの割合を社会心理学的に考えれば、アリの社会と一緒で必ず2・6・2の割合になります。アリの一つの巣の中に、アリが100匹いたら、働いているのは20匹だけで、他の60匹は〝働いているふり〟をしています。
そして、残りの20匹は全く仕事をしないでサボっています。
この働いている20匹を5つの巣から集めてきて100匹のグループにしても、やっぱり、働くのは20匹だけで60匹は〝働いているふり〟を始めてしまい、残りの20匹はそれまで働いていたのに全く働かなくなってしまうのです。"
"これを、学校の教室に例えると、10人子供がいたら、2人がいじめっ子で2人がいじめられっ子になり、そして、6人が傍観者になるのです。
いじめっ子を集めて10人のグループを作っても、それまでいじめっ子だった2人がいじめられっ子になり、6人が傍観者になってしまうのです。
この現象を最新の脳科学的に説明すると、脳が「ミラーニューロン」を通じて無線LANのようにお互いにつながって脳と脳でお互いにコミュニケーションを取り合っているから起こると考えられるのです。"
以上
これはクラスというのに限らずにグループを作ると必ずそういう作用が起こるようです。
メンバーの脳がミラーニューロンで繋がり、言葉でコミュニケーションを取らなくても脳同士でお互いにコミュニケーションをとり、バランスをとるのだと先生はおっしゃっています。
さらに引用を続けます。
"この脳のネットワークグループのバランスはどんな目的のグループでも存在します。 勉強するグループを作ると2割が真剣に勉強をします。
そして6割がそこそこ勉強をしているふりをします。
残りの2割は全く勉強ができなくなってしまうのです。それまで真剣に勉強をしていた奴が、あるグループに入って、ネットワーク内でいきなり勉強をしない下の2割に入れられると急に勉強ができなくなってしまうのです"
以上
なるほど、こうしてみると一生懸命勉強して高いレベルの学校へ行った途端着いて行けなくなったという話はよく聞きますがもしかすると、環境の影響がそのような役割を押し付けているのかもしれませんね。
これはあらゆる手段で応用できるお話だと思います家族やネットのグループ、ある意味集団を維持するために最も安定する形なのだと思います。
自分自身をどうやってこの下の2割に入らないようにするのかというのは非常に興味深い話ですね。
しかし強固なシステムであることも間違いないと思いますのでまずは知ることから始めていただきよく観察するということをお勧めします。
自分の身の回り会社でも友達関係でも見ているとよくこのシステムが作動することを発見すると思います。