皆さま
いかがお過ごしでしょうか。
コロナウイルスの自粛生活が続く中で、巷では自粛していない人を叩く「自粛警察」なるものが湧いてきているそうですがなぜこのようなことが起こるのでしょうか・・・
そもそも正義感が強い人って何なんでしょうか。
太古の昔より、人間は集団で協力して生活してきました。
その中でずるをする人間「フリーライダー(ただ乗りする人)」が出てきてしまうと、なんだあいつだけずるい!と言って他の人もずるをし始めてしまい、集団の秩序が乱れ、崩壊、命の危機にすら直面したかと思います。
その意味で、人間の脳にはこのように集団のルールを破る人間を見つけるような機能「裏切者検出モジュール」が備わっているようです。
この機能が誤作動をすると、みんなと違うというだけ(違う=異端な存在=危険→成敗せよ!)でいじめなども発生します。
肌の色が違う→みんなと違う→危険人物→集団の秩序が危うい!→成敗せよの思考展開が始まります。
また、人間の脳は良く出来ているなと思いますが、裏切者を見つけて成敗する際に、脳内で快楽物質ドーパミンが分泌されます。正義を振りかざすことは合法の麻薬です。気持ちよすぎてやめることが出来ません。
気持ちよいから多くの人が「異端な存在はいないか?早く気持ちよくなりたい!」と探し始めるようになる・・・時に本当にずるする人(詐欺師など)を成敗することに成功する・・・だからこそ集団の秩序が保たれる・・・集団の平和が訪れる・・・
遺伝子のプログラムによって人類は見事にコントロールされているわけです。
正直、しょうもない社会のルール(常識など)は沢山ありますが、みんながそれを無視しだすと秩序が乱れます。その意味で人生の使命かの如くパトロールしてくれている人には感謝した方が良いのかもしれません。
ただ、なんでもかんでも正義を振りかざすの違いますし、異端というだけで脳が誤作動するようでは周りが迷惑してしまいます。
是非とも脳のこの機能を理解し、ドーパミンの快楽に負けずに、理性をつかさどる前頭前野を活性化して本当に意味のある時にだけ正義を振りかざしてほしいものです。