こんにちは!
コピーライティングと言うと、いわゆるキャッチコピーを作る人と言うイメージの方が多いようです。
私が「コピーライターです」と名乗ると概ねそういった回答が返ってきます。
ですから、ウェブ上におけるコピーライターと言えば、セールスコピーライターのことを指す場合が多い。
セールスコピーライティングとは、言葉によって相手に何らかの反応を求めること。
要するに、言葉の力で人の心を動かし行動させることです。
イメージ広告におけるコピーライターは、まさにイメージを良くするためのキャッチコピーなりを考えたりする人
ブランディング目的といってもいい。
「お口の恋人」(ロッテ)
「そうだ、京都に行こう」(JR東海)
「お、ねだん以上。」(ニトリ)
みたいなのが一般的なキャッチコピーをつくる人がコピーライターであり、コピーライティング。
なんかふんわりとした、なんとなく当てはまるけれども、、、みたいな感じですね。
何度も見聞きしたり、メロディーに乗せたりすれば定着するかもしれませんが、1回見聞きしただけではまず頭に残らない。
ですが、僕らのようなコピーライター、いわゆるセールスライター、セールスコピーライターと呼ばれる人たちのキャッチコピーは、何度もチャンスは無い。
基本的に1回限りです。
ですから、読み手に一瞬で目に止めてもらわないといけないし、目に留めて、心を奪うような、ザワッとする、ザラッとするようなことが書かれていないといけません。
ですから、僕らの世界におけるコピーライティング、キャッチコピーは
「もしあなたが、中学生レベルの英語力しかなくても、この英語教材を毎日5分聞き流すだけで、30日後、あなたはネイティブ外国人と同レベルで流暢に英語を話すことが可能になります。今だけ限定100本を特別価格で販売しています!」
といった感じで、ちょっと刺激的であり、英会話に興味のある人の欲望を刺激する。
見た瞬間「なにこれ?」と思う惹きつける力が必要になります。
思わず読んでしまい、感情が動いてしまうようなインパクトが必要とされます。
もちろん嘘はいけないし、キャッチコピーはあくまでも興味をそそる、目を止めさせるだけが目的。
続きを読ませる事だけに特化しています。
ですから、扇情的な文言が使われていたりすることが多いです。
ですが、続きを読む、ボディーコピーと呼ばれる下を読み続けていくことで、しっかりと納得してもらえる。
このような構成になっています。基本的にはですが
詐欺的商材は別ですけどね。笑
ところで。
従来の(セールス)コピーライティングでは、コピーを書く際は、「何をどう言うか」「どうやって言うか」が非常に重要でした。
今でも全然大事ですし、通用しますし、あちらこちらで使われています。
ですがこれからの時代。
コピーライティングにおける戦略と戦術である
「何をどう言うか」=戦略
「どうやって言うか」=戦術
つまり、
「What」(何を)
「How」(どうやって)
だけではなくて、
「なぜ、あなたがそれを語っているのか?」「語るべき資格があるのか?」といった
「Why」(なぜ?)
「Who」(誰が)
が非常に重要になってきます。
・オンラインサロンの台頭
・コミュニティ化の風潮
・月額課金の講座が増えてきた
などからもわかるように、従来の(セールス)コピーライティングでは、セールス色が強すぎて、そもそも仲間になってくれないし、一瞬はコミュニティに入ったとしてもすぐに離脱してしまう。
別の言い方をするなら、結果にフォーカスする「ベネフィットベース」ではなくて、変化を焦点を当てた「トランスフォーメーション」が重要になっていきます。
まだまだこの辺のコピーライティングは使えている人が少ない。そもそもそういった意識がないですから。
ですので、少しでもここに書いたことが頭の片隅で意識しておくだけでも、あなたの文章は見違えるほど変化すると思いますよ!