公開依頼には実に様々な案件があり、どのような需要があるのかを見ているだけでも面白いものです。しかし、中には応募している方を心配になる依頼も見かけます。
私のようにデザインを行う際、参考資料として以下のような情報が提供されることがあります
*業界で注目されている商品
*魅力的なデザインの例
*希望しないデザインの例
*好きな色の見本
*競合の商品(差別化したい商品)
これらはあくまで参考であり、実際に制作するデザインには大きな影響を与えません。
ところが、公開依頼の中には、
*「●●●●」と同じデザインがいい
*「●●●●」に似せたデザインがいい
と、まるで既存デザインの模倣を求めるかのような要望が含まれていることがあります。中には、ロゴや写真、イラスト、文言などを細かく指定し、まるで元のデザインに寄せて作ってほしいかのように素材を揃えている依頼もあります。
そして、依頼内容には、
*簡単です!
*初心者歓迎!
*実績作りにどうぞ!
*価格重視!
などと記載されていることも珍しくありません。
このような案件に、皆さんなら応募されますか?
技術的には対応可能かもしれませんが、著作権の観点から見るとどうでしょうか?
依頼内容が明らかに模倣を意図している場合、単に「たまたま似た」では済まされません。公開依頼は全世界から閲覧可能な場であり、記録も残ります。
目先の実績や報酬のために、こうしたリスクを負うべきでしょうか。仮に訴訟が起きれば、制作を請け負ったデザイナーも無傷では済まないかもしれません。模倣が明らかな案件に携わっていたためです。訴訟はいつ起こるか分からず、作品が知名度を得てから突如発生するケースも少なくありません。その時になって、過去のデザインについて不安を抱えたくはないものです。わずかな報酬のために、そのようなリスクを取る価値があるでしょうか。
このような著作権侵害の可能性がある依頼がなくならないのは、それに応えるデザイナーや業者が存在するからかもしれません。請け負う側が責任を持ち、著作権についての説明責任を果たすことが必要です。
ココナラが著作権侵害の温床とならないことを心から願います。
記事を書いたのは...
パッケージ・チラシ・LP得意なデザイン屋
サイトスグ/実績531件(2024年10月31日現在)
パッケージ、チラシ、LPに熟練デザインプロの支援。
国内外受賞、書籍掲載、講師歴を持つデザイン屋
「サイトスグ」は、デザインとWebを通じて起業やブランディングをサポートするデザイン屋です。ロゴデザインをはじめ、パッケージデザインや販促用チラシなど幅広いデザイン業務に加え、名刺や看板のデザインも手掛けています。また、ペライチを活用したLP(ランディングページ)制作や、BASEを使った通販サイトのWebデザインも得意分野です。お客様の「したい」を全部デザインで形にします。これまでの積み重ねてきた実績や受賞歴、登壇歴が評価され、ココナラPROにも認定されています。
【安心ポイント】
★各種割引★ リピーター割、事前相談割、再利用割 有
*【ココナラPRO認定】販売実績おかげさまで530件
*食品デザインで国内外の受賞歴、専門書籍の掲載歴有
*ペライチ認定サポーター/BASEオフィシャルパートナー
*商工会議所、商工会でマーケティング講師として登壇
【主なサービス】
*ロゴデザイン *ラベル・パッケージデザイン
*チラシ・名刺、各種販促物デザイン
*LP制作 *ECサイト制作