左足を骨折してからこの音楽の仕事をするようになり、たくさんの人に支えて頂き、喜んで頂きながら、なんとかここまで来ました。
音楽をやめるわけではありませんが、完パケ提出までのサポート業務、
それに付随するあらゆるアドバイザー的な事やコーチング、コンサル的な事。
大きなお世話でしか無かったという人もいると思いますが、2024年に入って半年ほどは真剣に取り組む事が出来なくなります。
一時休止です。
だいたい年に一回くらい長期に休暇をしているので、今更驚きは無い人もいると思います。
なるべく柔軟に対応するつもりでしたが、2024年の5月31日までは休止としました。(実際は6月末までは厳しいかも。)
理由は僕自身の生活環境の変化や、アルバム制作に取りくむからです。
2021年。2022年そして2023年。
販売実績100を超えまして、
ココナラさんでの売上はだいたい420000円ほどになりました。
実際に僕に収入として入ってくる際には330000円弱になります。
収益はすべて音楽に対しての投資、機材の買い替えや有料プラグインの導入、
一部自分の音楽にも関係してくるものなので、
完全にガラス張り経営というわけには行きませんが、独立採算で考えた場合、
毎年最低でも50万以上は最終赤字になります。
つまり僕のポケットマネーや、別の仕事での収益を一部音楽に投入している事になります。事実そうです。
もちろん僕が必要以上に設備投資、機材費として経費を使い過ぎている事もありますし、そもそもの単価を低く設定し過ぎた事も原因ですが、
それは最初から決めていた事。
そもそも音楽は赤字だろうがなんだろうがやりたくて仕方が無いので全く問題が無い程に情熱を注げる分野です。
2024年の上半期はアルバム制作をするので、
作曲に集中します。
その為、今までお世話になった方、しばらくお手伝いできなくなるのかなぁと思います。
ラフミックスや相談ごとに関しては出来ますが、完成パッケージまでの本宅的な実務に関しては、中々難しいのかなと。
特に歌化粧に関しては個人的には一番肉体的な負担が現実的に掛かりまして、
昔からの腱鞘炎、マシになっては悪化しての繰り返しになりますが、
流石に2024年はアルバム制作に命を注ぐので、申し訳ありませんがしばらくは出来なくなります。
どうしても僕でなければならないという事であれば残念ですが、経済的に解決して頂く他ありません。
例えば、1曲の歌化粧30000円(主旋律のみ)
なぜ?この金額になるか全く意味不明かと思いますが、
ここまでちゃんと読んできて頂いたならば、ある程度はご理解頂けると思います。
音楽の仕事はもともとほとんどボランティア、とまでは言えませんが。
自分が日常で左足を骨折してしまった事で、どうにか他に仕事しないと生活が出来ませんからはじめました。
ですが、現実問題、世の中歌ってみたやりたい人が多いけどお金は出せない。
そんな多くの人の理想とこちらの現実とをすり合わせながらやってきた活動になります。
相場観が昔と変わり過ぎました。
MIX師という呼び方が当たり前ですが、
僕が音楽の編集に関連する事を習いはじめた時はそのような言葉は無く、
エンジニア、ミキシングエンジニア、ミキサーですとか、ライブならPAですとか、そういった呼び方が一般的でした。
どちらが正しいか?という話では無く、時代の変遷です。
お陰様で色々とありがたいお言葉とそれ相応の報酬を頂いてきましたが、それでも大赤字の仕事になります。
ちゃんとしたスタジオをお持ちの方ならよくわかると思いますが、とんでも無い価格破壊が起きてしまったので仕方が無いわけです。
もちろん僕の都合であり、業界関係者はみな対応するしか無いですからそんな全体の事情すべてをあなたが知る必要は必ずしもありませんが、
普通に考えて仕事を3つも4つもやりながらほとんど趣味の延長ではじめた音楽の仕事を身体を痛めつけながら奉仕し続ける事は僕には出来ませんでした。
キャパオーバー。大切な人に無理し過ぎでは無いかと心配された事もありました。今思えば確かに異常だったかもしれません。
今までも年に一回くらいは長期休暇で腱鞘炎ですとか、
肉体的な事だけでなく、精神面、感情面、様々な側面で自分の人生、生き方を見つめなおし、
本当にこれが、俺の生きる道か?
それを問いながら活動してきました。
ココナラでの活動はすぐには完全撤退しません。
ですが、ここ3年間で命懸けでやってきたミックス。お値段関係無く、何倍もの価値を提供してきたつもりです。
MIXに付帯するYoutuberさんやVtuberさんに対するお手伝い業務はしばらく
直接的には出来なくなるという事をお伝えしなければならないです。
実際の作業に関係する事は相談頂ければ可能な限り対応します。
間接的には出来ます。
例えばブログでの情報提供。
既に情報公開をはじめましたが、しばらくはこちらで引継ぎ的な役割を果たせれば良いかなと考えています。
レコーディングの基本3「最高のテイクを出す」↓
2028年にYoutuberが消滅する未来というようなタイトルで岡田さんという方が書籍を販売されているようですが、
しかし、確実にAIによる支配。
AIの活用が上手な人達が先にチャンネル登録をどんどん取っていく。
現実に既にそうなっています。
ChatGPTで原稿を作って、自動の音声読み上げこれもようするにAIと言いますか。ほとんど自動で生成します。
そんなチャンネル見た事ありません?
僕はあります。映像で動いているお人形さんもおそらくAI生成なのかなぁと感じる事があります。
実際はわかりませんが、おそらくモーション、動きに関してはパターン化しているなと凄く思います。
アニメ関係やゲームなどのシナリオに関係するコンテンツを扱うYoutubeチャンネルに特にこの傾向があると感じています。
ココナラのサイト内を巡回しているだけでも多くの勉強になります。
2D、3D関係の受発注が単価も大きいですし、そこにひとつの目的を持って、ゴールの1つと捉えて取り組んでおられる方が多いんだなと思うようになりました。
イラスト関係の人も他人事では無いと思います。
電子書籍はAI生成の無料ダウンロードや有料コンテンツですら少しずつシェアを取っていっています。
動画の投稿もAIになったらさらに楽ですが、現状ではそこまで出来ている人少ないと思います。
表に出てきてないだけで組織化しているチームは人に任せる。
任せた人がマクロを組むですとか、
さらなる自動化を実現させるためのノウハウを持っていれば実際にもう実現していると思います。少し怖いなと感じますが、これが資本主義です。
原稿が自動化、
話し手は例えばゆっくりですとか、滑らかな音声出力も出てきていますよね。
流石に投稿は人がやっているケースがほとんどかと思いますが、動画編集のAI化、自動化が着実に進んでいます。
詳しい人はご存じかと思いますが、
アプリケーションでAIによる自動編集。
Tiktokを活用している方ならよく理解していると思いますが、いまどき手動でちまちま動画編集という時代すら終わりの時代、手遅れ感が否めない時代にどんどん進んでいます。
これは
どうしようも無く事実なのでお伝えしなければなりません。
どのやり方が正しい正しく無いって話じゃない。
もちろんこういった事実に、気付く人もいれば、気付かない人もいます。
AI化、自動化による弊害を気にして、うちはそれでも人にやって頂く。
それでも良いんですが、世界的な流れ、大きな流れの中で日本だけはず~っとAI化を遅らせる。
流石に無理があると思いませんか?実際無理ですし、
人工知能の分野で日本はここ数年で各段に技術力を上げています。
本気になれば日本はやはり強い。
世の中の変化のスピードはさらに加速度を増していて、僕ら個人にどうにか出来る次元では無い事も増えてきています。
ですから僕が手動でミックスする事はもちろん出来はします。いくらでも正直お金を頂く事は出来ます。
なぜなら僕以下の低クオリティしか提供できない人はまだまだ存在します。そりゃあそうです。
僕は毎年赤字で機材費だなんだと投資し続けてます。
そこらへんの人にははっきり言って
負ける要素が存在しません。
経験、知識、スキル、実績、資格、保有アプリケーション、年数。目に見えて無い部分も多数あります。
自慢にしか聞こえなくても構いませんが、北は北海道、南は熊本までは音楽絡みで全国周ってましたし、
海外に関しては僕はそんなに行きませんでしたが、そんじゃそこらのなんちゃってMIX師と一緒にされたら困ります。
申し訳ないけど実力が違い過ぎると思います。
もちろん僕より上のレベルがたくさん存在する事を理解した上でお伝えしてます。
僕自身が手動でミックスする事すらも将来的な事を考えたらさきほどいったような、機械化、AI化、テクノロジーの波や資本主義の圧力によっていろんな事が
間に合わなくなる
事に気付いてしまいました。
物価高、為替変動、気候変動、賃金格差、税金負担。
どれだけの課題や問題が押し寄せているか?いち個人にどうにかなるものなんて一つもありはしません。
こっちはインボイスですらいい加減にしてくれと嘆いています。
僕が手動でまさに手作業でミックスをやっている場合じゃなかった。
あぁ僕の時代も終わるんだな。
世代交代だな。
僕自身も少しずつ死ぬ準備をしなければならないなと本気で思いました。今34歳ですが、やはり若い人達には色々な面で敵わなくなってきました。
過去に何度かアルバム、音源制作に携わってきましたが、
毎回死ぬ気です。
これが世の中に残せるならば、死んでも良いな。
そういったレベルの制作以外やってきませんでした。僕を育ててくれた友人は僕よりも遥かに厳しいです。
テイク数は100や1000では終わりません。
とにもかくにも直接的にミックスをするのはかろうじてできたとしても、現状報酬の設定額に対して身体的な負担が大き過ぎる歌化粧はしばらく出来なくなります。
何しろ自分の音源。正確には僕ともう一人、
今唯一の友人。
と言って良い人との共同作品を作る為に、全力を注ぐタイミングが来たので、そこにフォーカスします。
しばらく、、、半年くらいは
本気のミックス作業は出来なくなるとお考えください。ラフミックスが本気では無いかと言ったら嘘ですが、
あなたの活動の一環として、
音源制作、完パケの納品に関してはちょっと流石に難しい。
出来ないと感じて優柔不断の僕ですが、
決着付けないとヤバいと思いました。直接的な関与は最低でも半年は出来ないので、悔しい気持ち、未練も正直ありますが、自分の為にも、今まで関わってくれた人の為にもちゃんと
区切りをつける。
お伝えしなければならない事をこうして情報として出す必要があると思いました。
僕ら人間が例えば顔を出して、
自分の声で勝負して、
といった従来的な活動が、
全くの無意味になるなんて世界は流石に多くの人が望んでいる未来とは僕には思えません。
ビジネスとしてAI活用が上手な人達がお金を上手に稼ぐ事くらいは嫌になるくらい理解してます。
そうなってくると本当に自分が生きているうちに流石にこれだけはやっておきたい。
心の底から思ってきた事、
今までず~っと我慢していた事、実現させておかないと後悔しかしない。
資本主義や支配者層の奴隷であり続ける今後数年~数十年を一旦
無視してでも、成し遂げるべき事に集中する。これは決めた事なのでやります。
いつにもまして大袈裟だなと思っている人もいるでしょうけども。現実に目を向ける事をおすすめします。現実から目を背け続ける事もありです。
逆ならばとことん。
一切現実を見ずに夢見心地。逆にその方が生きやすい世の中かもしれません。
僕は大学の卒業論文というか、卒業制作でVOCALOIDなどの機械音声がどんな感じで国内のチャートを制圧していくのか?
そんな事を2011年くらいに書いて作っていました。
ものの見事に初音ミクですとか、
それらを中心とした二次創作三次創作が世の中を席巻し、ボカロ界隈出身の人達が実際に人気のクリエイターになって経済を取っていますよね。
誰とは言わずとも、どういう事かご理解頂けるはず。僕みたいなバカですら2011年からだいたいわかっていました。
あなたはバカでは無い。
今2023年でこれから例えば2033年どうなってるか?それくらいはわかって当然です。
調べれば出てきますし、少し考えればなんとなく想像できます。
見通す目、思考力、人間力が無いとそもそも食べてすら行けません。
間も無くそうなりますし、事実そういう世の中が今あなたの周辺に実在してます。
コロナウイルスでいろんな事が変わったようにそれ以外の分野でも大きく変わっています。
文化そのものが変わりました。
ホームレスになってコンビニの廃棄食品を食べてとにかく食いつなぎます。
それが人生の喜びですと言うなら話は別。
僕はそんな世の中が来る前に、
人間的な暮らしをするにも難しくなる。そんな人が残念ながら今以上に増えていくんじゃないかと思います。
たった今からやらなければならない事がある。と本気で思いました。
それがなぜアルバム制作になるかは意味わからないかもしれませんが、今までお世話になってきた人。
感謝の思いでいっぱいですが、同時にごめんなさい。
僕も僕の人生があるので、ちょっとここ全身全霊でやりたい事。
やらなければ死ねない。
こんなに長々と書いているから腱鞘炎がちっとも良くならないんだなとつくづく思います。
インフルエンザになるよりはマシかなと感じていますが。答えは出ません。
楽しくも辛く、苦しい3年間で、
これからもっと厳しい時間を過ごす事になりそうですが、これから成し遂げる事に対するワクワク。ドキドキ、ハラハラ。
これは誰にも止める事が出来ない生きる喜びです。情熱。魂の叫びを自分でも抑える事が難しい。
本名での活動になるので、あまり関係無いですが。
今までお世話になってきた人が、今も頑張っていて、昔お世話になった人がまだ元気にやっている事、僕が今関与して無くてもとても嬉しいです。
MIX師、ミックスを担当する。
エンジニアとしての自分が目立つつもりは当初はあまりありませんでしたが、クレジットを入れてくれた人も入れなかった人も感謝の量は等しくあります。
感謝に量も質もあるかどうかよくわかりませんが。
既に目立っている方も
まだ目立っていない方も支えになれた事、とにかく光栄に感じています。応援の気持ちは変わらずずっとあります。
正直最初は楽勝だな、
ちょろいなと舐めていた時もありました。
ですが、いつしか真剣に取り組んでいる人とお付き合いしていく中で、こんな姿勢ではいけないと。俺は若くないけど、この人は若いかもしれないとか色々考えながら、出来る事は全部やってあげたいと思って色々させて頂きました。
僕自身は個人経営を10年くらいやってきて、いい加減組織化が出来るようにならないと自分の体が対応仕切れなくなってきました。
従来型の組織運営だけがすべてでなく、
個人単位の繋がり、ティール組織といってより自由な組織の在り方やチーム戦が今後の鍵になると確信しています。こんな難しい言葉をわざわざ使わなくても、
要するにこれからはどう考えても
助け合いしないと生きていけない
ので、僕みたいな不器用な人間だって人の手を借りなければならない時代が到来したと言う事です。
本当はずいぶん前から深刻な状況だったわけですが、アフターコロナという名目でまた真実や事実が見え辛くなっているだけです。
ようやくコロナが終わったと油断して、調子に乗ってオフライン活動、ライブをしたり街に出て風邪になってダウンしたじゃお笑い草です。
健康第一、じゃんじゃん食ってバリバリ働く。
睡眠時間は最低9時間。起きているうちは生涯精進です。
でんぜる。
先日公開した全力記事です。途中まで無料で読めます。