重さを下げることが、遠回りとは限らない理由

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トレーニングを続けていると、「前より重いものを持ちたい」と思うことがあります。

僕自身、昔は「男なら高重量」と思っていました。多少フォームが崩れても、持ち上がれば前進。重さを下げると、後退したように感じていました。

でも、重さだけを追っていると、毎回の動きがばらつきやすくなります。

・足の位置が変わる
・背中の固め方が変わる
・バーの軌道がずれる
・その日の勢いで押してしまう

これでは、前回と今回を比べにくくなります。

そこで僕は、無理に重さを足す前に、一度軽くして動きをそろえることを意識するようになりました。

「この重さを持てたか」だけではなく、

・同じセットアップを作れたか
・同じ軌道で動かせたか
・次の1回も再現できそうか

を見るようにしました。

僕の場合は、その積み重ねが結果的にベンチプレス140kgから170kgへ伸びる土台になりました。もちろん、これは僕自身の経験で、同じ方法なら全員が同じ結果になるという話ではありません。

大切なのは、重さを下げることを失敗と決めつけないことです。

運動の予定も似ています。30分できない日に10分へ短くする。疲れている日は休む。別日にずらす。最初の計画どおりにできなくても、続けるために選び直せたなら、それは後退ではありません。

重さも予定も、今の自分に合わせて調整する。

長く続けるためには、「頑張る」だけでなく「整える」時間も必要だと思っています。

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