失業手当を調べるとき、多くの方がまず金額と日数を見ます。
気持ちは分かりますが、その前に確かめておきたいことが3つあります。ここを飛ばすと、期待した額が受け取れないことに後から気づくことになります。
【1. 雇用保険に入っていた期間】
失業手当は、雇用保険の加入状況が前提です。
目安として、自己都合退職では離職前2年間に通算12か月以上、倒産・解雇など会社都合の退職では離職前1年間に通算6か月以上の被保険者期間が必要とされています。
勤務先で雇用保険に入っていたか、どのくらいの期間加入していたか。これは退職を決める前の段階から確認できます。給与明細、雇用保険被保険者証、離職票が手がかりになります。
【2. 退職理由】
自己都合、会社都合、契約満了。離職理由によって、待期期間や給付制限の扱いが変わります。
待期7日間はどの離職理由でも共通ですが、正当な理由のない自己都合退職では、待期のあとにさらに給付制限が設けられます。会社都合や特定理由離職者に該当する場合は、この給付制限が原則としてかかりません。
離職票に書かれた離職理由は、あとからハローワークが確認する大事な情報です。記載に疑問があれば、自己判断で納得せず、早めに勤務先やハローワークへ確認してください。
【3. 退職後の働き方と収入予定】
すぐ再就職する予定があるか、アルバイトや業務委託の予定があるか。これによって、申告すべき内容もハローワークで聞くべきことも変わります。
基本手当を受給しながら短時間の内職や手伝いをする場合も、収入があった日は認定日に申告が必要です。申告を怠ると、あとから給付の返還を求められることがあります。
【調べる順番を間違えない】
雇用保険の加入期間、退職理由、退職後の働き方と収入予定。この3つを確認してから、金額や日数を見にいく。この順番が結局いちばん早く済みます。
失業手当は、最終的にハローワークが判断します。だからこそ、自分の状況を先に整理して「何を聞けばいいか」をはっきりさせておくことが効きます。
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