採用人事として、多い月は数百件の職務経歴書を読んできました。体感ですが、IT職種で書類選考を通過するのは応募100件のうち10件ほどです。
そして1万件以上を見てきて確信しているのは、「実力で落ちている人より、書き方で落ちている人のほうが、ずっと多い」ということです。
落ちる書類には、共通点があります。
1. 結論がなく、時系列で長い
選考官が1枚にかけられる時間は、落とすと決める書類で約1分です。その間に強みが見つからなければ、先へ進めません。
2. 技術が、採用側の探す言葉で書かれていない
「クラウド環境での開発経験」では、AWSが必須の求人で要件を満たしているか判定できません。技術名は、何をしたかとセットで、正式名称で書く必要があります。
3. 求人の要件と、書類の内容が噛み合っていない
採用側が最初に見るのは「要件に合う技術を持っているか」です。ここが噛み合わないと、経験の深さを読んでもらう段階に進めません。
4. プロジェクトの規模・体制・自分の役割と貢献が見えない
「参画しました」「担当しました」だけの書類は、選考側に判断材料がありません。何名体制で、自分が何を担い、どう貢献したか。ここが評価の本体です。
5. 実態より、大きく見せている
これは書類が通っても、面接で本人が苦しみます。特にSIer出身の方は「要件書どおりの作業員だったのでは」と見られがちなので、自分で考え工夫した形跡を、等身大で書くことが効きます。
どれも、経験の中身ではなく「書き方」の問題です。つまり、直せます。
1つでも心当たりがあれば、お手伝いできるかもしれません。IT職種向けの添削サービスのページもご覧ください。