転職の書類添削をしていて、いちばん多いのがこの状態です。「2019年〜現在 ○○株式会社 営業部。法人向けに商品を販売。顧客対応、見積作成、社内調整。新人の教育も担当」間違ってはいません。でも、これを読んだ採用担当は「で、この人は何ができるの?」と思ったまま次の書類に進みます。職務経歴書は履歴書と違って自由形式なので、「何をしたか」ではなく「何ができるか・どんな成果を出したか」を書く場所です。今日は、添削で実際に直している5つのポイントをそのまま書きます。
1. 「やったこと」を「変えたこと」に書き換える
変更前:提案書の作成を担当変更後:提案書の構成を見直し、平均受注額を1.4倍に(2023年度)動詞を「担当した」「行った」から、「改善した」「獲得した」「短縮した」に変えるだけで、読み手の受け取り方が変わります。成果が数字にならない仕事でも、「〜の状態を〜にした」という形なら書けます。
2. 数字は「比べられる単位」で入れる
「売上に貢献」より「年間12社を新規獲得、うち3社が継続契約に」。「多くの案件を処理」より「月200件の問い合わせを2名で対応」。採用側は他の応募者と比べて読んでいます。売上額そのものが書けない場合は、件数・期間・人数・倍率のどれかで置き換えてください。
3. 応募先ごとに「並べ替え」と「削る」をする
1枚の職務経歴書を全社に送っている人が多いですが、募集要項に近い経験を上に持ってくるだけで読まれ方が変わります。逆に、応募先と関係が薄い経験は1行に圧縮する。長い職務経歴書は「読み飛ばされる」ので、2枚に収めるのが目安です。
4. 冒頭に3行の「職務要約」を置く
採用担当が最初に読むのはここです。「法人営業6年。既存顧客の単価改善と新規開拓を担当し、2023年度は平均受注額1.4倍・新規12社を達成。後輩2名のOJTも担当」この3行で「何の人か」が伝われば、続きを読んでもらえます。
5. 最後に、表記と敬語を整える
「お客様/お客さま」の混在、「行なう/行う」の揺れ、「〜させていただく」の連発。内容が良くても、ここで雑に見えると損をします。全部書き終えたあとに、表記だけを見る回を1回作ってください。
自分では直せない、という方へ
上の5つは、自分の経歴だと客観的に見るのが難しい部分です。「何が成果だったのか」は、本人より第三者の方が見つけやすいことがよくあります。現在の職務経歴書と応募先の求人情報を送っていただければ、翌日〜2日で、Wordの変更履歴と「なぜ直したか」の理由一覧をつけてお返ししています。修正は2回まで無料です。▼ 職務経歴書・履歴書を添削・作成します(3,000円〜)
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