こんにちは!
パーソナルトレーナーの蒲池 峻哉(かまち しゅんや)です!
今回は、「なぜ「悪習慣」が簡単に習慣化され、「良習慣」を習慣化するのが難しいのか」について私の考えをお伝えしようと思います。
これを知ることで、悪習慣を断ったり、良習慣を取り入れようと実行し、“失敗”した時に、それが単なる「失敗という結果」だけでなく、「失敗した原因を知るための情報」となり、成功できる確率が格段に上がると考えています。
私は、パーソナルトレーナーを目指す過程で、勉強嫌いを克服して勉強を習慣化する必要や、運動を習慣化してトレーナーとして、最低限の筋肉量と体力が必要でした。そのために、習慣について学び、考え、分析し、成功や失敗を繰り返してきました。そこで得た知識や経験、考え方を発信していきます。
前回の記事では、私の習慣についての考え方をハッキリさせ、習慣化のメカニズムを私の体験を例に解説させていた来ました!
まだご覧になっていない方はそちらからご覧ください!
それでは、本題に入っていきます。
まずは、「悪習慣」と「良習慣」とは何なのかという私の中の考えをハッキリさせておきます。
「悪習慣」…健康を害する恐れのある習慣
「良習慣」…自分にとって、健康的な生活を送るための習慣
このように私は考えています。
それでは、「悪習慣」についてから考えていきたいと思います。
■悪習慣が習慣化されやすい理由
悪習慣が習慣化されやすい理由としては、
1.ドーパミンが簡単に手に入り、次はそれ以上のドーパミンを欲しがるから
2.脳は楽な方を選択し、エネルギー消費量を抑えようとするから
3.脳は変化を嫌うから
このように現在では、上記の3つが理由として私は考えています。
そして、これらは繋がっていると考えています。
1.ドーパミンが簡単に手に入り、次はそれ以上のドーパミンを欲しがる
ドーパミンとは脳内で分泌される神経伝達物質のひとつで、通常は運動をしたり、何か困難な目標を達成したりすることで、分泌され、幸福感を感じさせてくれ、さらに欲しいという欲求を生み出し、次の行動につなげてくれます。
しかし、「ショート動画(縦動画)を見る」「お菓子を食べる」「ジャンクフードを食べる」「煙草を吸う」「お酒を飲む」などをすることで、ドーパミンが簡単に分泌され幸福感を感じさせてくれさらに欲しいという欲求を生み出します。
2.脳は楽な方を選択し、エネルギー消費量を抑えようとする
ドーパミンが簡単に手に入る方法を脳が理解してしまうと、脳は「効率的にドーパミンを手に入れれる」と誤認してしまい、次からも楽な方を選択するという特徴があります。
だから、脳にとって、運動をしたり何か学ぶことよりも、お菓子の封を開けることや、スマホをスクロールすることの方が楽で、エネルギーを使わないから簡単に手に入ってしまう。これは「脳の生存戦略としては合理的だといえます」
3.脳は変化を嫌う
人間の体(体温や体重など)も脳も「常に一定を保とうとする能力」、ホメオスタシス(恒常性)というものがあります。
さらに、脳にとっての最重要ミッションは、「生きること」であり、現在生きていれば変化する必要はないと考える傾向があります。さらに、エネルギー消費量を抑えるために、新しい行動にエネルギーを使おうとしない傾向があります。
脳にとって、現状から脱して、健康に良い変化であっても、「未知のリスク」として、もとに戻そうとする特性があります。これを現状維持バイアスといいます。
上記のように、「悪習慣」と呼ばれるものは、簡単にドーパミンを手に入れ、それをまた簡単に手に入れようとし、現状から脱することを嫌おうとするから、簡単に習慣化でき、習慣を断つのが難しいのです。
■良習慣を習慣化するのが難しい理由
良習慣を習慣化するのが難しい理由としては、悪習慣を習慣化することが簡単な理由の逆のことが起こっているからです。
1.ドーパミンが簡単に手に入らないから
2.初期のエネルギー消費量がとにかく多いから
3.ホメオスタシス(恒常性)が働き、もとの状態に戻そうとするから
1.ドーパミンが簡単に手に入らない
前述したとおり、ドーパミンは分泌されることで、幸福を感じ、さらに欲しいと感じさせてくれます。
しかし、良習慣といわれている、運動や学習は、効果が表れるのに時間がかかり、「疲労」や「苦痛」などの労力ばかりがかかります。それに加え、達成感を感じ、ドーパミンが分泌されるまでに時間がかかります。
だから、脳は「割に合わない」と判断しがちです。
2.初期のエネルギー消費量がとにかく多い
習慣化されていない新しい行動は、脳が自動的(無意識的)に行ってくれないため、莫大なエネルギー(意志力)を使います。
そのため、脳は楽な方(悪習慣など)に逃げてしまいがちになってしまいます。
3.ホメオスタシス(恒常性)が働き、元の状態に戻そうとする
良習慣といわれる、運動や学習は、筋肉痛や体重の変化、学習による脳への負担などによる、「体の異常な損傷」や「飢餓状態」といった命の危機と勘違いし、元の状態に戻そうと働きます。
このように「悪習慣が簡単に習慣化されやすい理由」の逆のことが起きます。それに加え、「変化が現れるのが遅いことによるモチベーションの低下」や「目標が明確になっていないことで、どんな報酬が得られるのかを脳が予測できていない」ことが考えられます。
脳が報酬を明確に予測できていないと、「現状維持」を選択する傾向があります。
今回はここまでにしたいと思います。ここまで読んでいただきありがとうございます!!
現在、あなたがついやってしまっている「悪習慣」は、脳の生存戦略として正しい働きをしてくれているという事がわかっていただければ幸いです。
今回の内容を知って、失敗したからといって、自分を責めないでください。もうそれは仕方がないことなのかもしれません。
まずは、自分を責めないことが一番重要です!!!
なぜなら、私自身、自分を責めて落ち込み、苦しい思いを何度もしてきましたし、自分を責めて成功したことが一度もありません。
自分を責めるより、失敗した理由を「成功のための情報」ととらえて、どうしたら解決できるかを考えた方がましだと気づきました。
さて、次回は、「悪習慣」を断つために、具体的にどうしたらいいのか?私がどうやってきたのかについて、体験談をもとにお伝えしていきます。
最後に、私はココナラで「習慣化の個別サポート」を行っています!
トレーニングだけでなく、習慣化のコツも、一人ひとり性格や目的によって全く異なります。ブログで仕組みは理解できても、「自分の生活にどう落とし込めばいいの?」と迷ってしまうのは当然のことです。
だからこそ、あなただけのオーダーメイドな方法を一緒に見つけていきましょう!
「まずは話を聞いてほしい」「何から始めればいい?」という小さなお悩み相談でも大歓迎です。ぜひお気軽にお声がけくださいね!