前編のブログでは都立高入試対策では、haveの6割は中心イメージ「自分のところにある状態」を思い浮かべて、「持つ」、「ある」と解釈できる、とご紹介しました。
「でも残り4割もあるではないか?」当然の疑問だと思います
しかし、have の“残りの4割”はラスボスではありません
残り4割の内訳は、完了形25%、義務10%、飲食6%
完了形と義務は「意味を覚えなくてよい」グループ。飲食は滅多に出題されないからです
まずは、完了形(have+過去分詞)
haveの意味はゼロです。意味は後ろに続く動詞が持っています
完了形のhaveは、主語が行った動作に対して過去から現在への時間の流れを作る“添え語”にすぎないのです
しかも、都立の完了形はほぼ3パターンしか出題されません
経験(〜したことがある) 33回
継続(ずっと〜している) 24回
結果(〜してしまった) 18回
その他(単純完了) 3回
*過去12年の都立入試問題をすべて調査した独自データです
過去の出題事例
2026年
Have you ever done any other performances outside of school?
あなたは学校以外で、かつてパフォーマンス演技や演奏などをした経験はありますか?(経験)
I know that you have been practicing your dancing hard.
私はあなたがダンスの練習を一生懸命頑張って続けているのは知っています。(継続)
2025年
I found out why some prefectures have become famous for their local products.
私はいくつかの都道府県が、なぜ結果としてそれらの特産品で有名になったのか理由がわかりました。(結果)
「経験、継続、結果ってどれがどれだか分からないよ」と思うかもしれません
しかし、都立入試では正確な和訳は求められません。和訳の問題自体が出題されないのです。よって、出題事例の文章は、
「過去から現在までの時間の流れの中」をイメージして、
演奏したことはあるか
一生懸命頑張って練習している
有名になっている
と読み進めて問題ないのです。
まとめ:都立に特化した受験戦略としての視点
長文でhave+過去分詞で出てきたら、have本来の意味は消滅している。「過去から現在までの時間の流れの中」をイメージしてhaveの後ろに来る動詞に繋げて読み進める次回は「義務」、「飲食」についてお話しします
出る順100選単語帳では、都立入試で実際に出た用法を分析し、出る順に沿った意味解説となるよう心掛けました
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