転院手続きから、しばらくして病院併設の
デイケアサービスへ通所を始めました。
これまで自身の症状や、同じように苦しんでいる方達に
目を向けてこなかった自分において、このような場所があることを
何も知らなかったですし、自分がこのような場所に行くことなど
微塵も考えてなかったことが、自身にとって大きな衝撃を受けることとなりました。
初日…初めてその場所へ足を踏み入れた私は…想像では皆暗く静かな場所をイメージしていました。
ところが…皆、周りの人と話をしたり…中には笑顔で談笑する姿が…。
もちろん…静かに読書をされている方もいましたが、想像とは真逆の
明るい雰囲気で賑やかとさえ思える場所でした。
この人たちは…皆…病気なの??…と思えるほどでした。
この当時、人と接することをおっくうに感じていた自分だったので
この雰囲気は馴染めるのかな?と戸惑いを感じたのを覚えています。
席に案内され…静かにしていると…1人が自己紹介とあいさつに来てくれました。「よろしくお願いします」と丁寧にあいさつしていただき「なんでも聞いてくださいね」とおっしゃっていただきました。
この何気ないひと言が、どれだけ心強かったか…初めての場所で戸惑っていた自分を温かく迎え入れてくれた気がして安心した記憶があります。
この方は自分よりも年下の方で、デイケアには長年の「引きこもり」から通所している方でした。この方とは今現在でも交流があります。
こうして…自分にとって、初めてのデイケア通所という新たな経験がスタートします。
この場所で、たくさんの方たちと出会い、話をし…皆抱えているもの、病気や障がいといった世界があること…を通じて、自身の考え方や価値観が大きく変わることになります。