娘が4歳頃のお話しです。
ラーメン屋へ行き、いつも通り私は味噌ラーメンを注文しました。
運ばれてきたラーメンを見て、私は自分のある失態に気が付きました。
『ワ、ワカメ―ッ』
そう。この店の味噌ラーメンには、ワカメがのっているのです。
『海町育ちなのに?』
よく言われます。私は昆布と戯れて育ったのに、海藻が苦手。
いやっ。苦手どころの話ではありません。もし食べてしまったら…ここに記載出来ない状況になります。笑
そんな訳で、母ちゃん大ピンチです。
普段『なんでも食べなさい』と言っている手前、残す訳にはいきません。
さりげなく娘のどんぶりにいれようか?
まてまて。娘は、ワカメなんて見た事もないはずだ。
海藻なんて、触るのも嫌ですから…。我が家の食卓に、海藻は並んだことがないのです。
さてさて、どうしたものか。
悩んだ私は、一か八かの賭けにでます。
極々自然に、娘にあげる!!
娘用のどんぶりに、麺を入れ、スープを注ぎ…ワカメをトッピング。
差し出されたどんぶりを見て、娘が一言。
『これ、なーに?』
(きた、きた、きたーーーーーーーーーーっ。
やっぱりきた。そうなりますよね?ですよねぇ~。
わかってましたよ。安心してください!!)
『これはね、ワカメって言うんだよ。
すっごーーーーーーーーーーーーく美味しいから
ママの分もあげる!食べてごらん♪』
母の言葉に、何の疑いも持たない、なんて純粋で可愛い我が子。
一口食べ
『ほんとだーおいしいー』
と大喜び。
母ちゃん、ちょっと心が痛い…
いや、【嘘も方便】とはまさにこの事。笑
この事を機に、我が家の食卓にも海藻が並ぶようになったとか、なっていないとか。
でも、自分が嫌いだからと、我が子の前から完全に排除していた事を、反省しました。汗
因みに娘、高校生になるまで、母ちゃんがワカメを食べられない事に気づいていませんでした。笑
まぁ、すなわち…
【親の一言で、子どもは右にも、左にも進める】って事で、
たまには
【美味しい嘘も、悪くないっ!】
子どもの為になったし…ダメ??