実績ゼロ、フォロワーゼロ、機材ゼロ。
それでも最初のクライアントが取れた。
やったのは1つだけ。
当時の自分は居候しながら夜は低温倉庫でバイトしてた。
昼間に営業して、夜バイトして、合間に編集する。
それでもやれた。
この記事は「実績がないと始められない」と思ってる人に向けて書く。
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みんながやってる間違い
SNS代行を始めようとする人の9割がこれをやる。
「まずポートフォリオを作ってから営業しよう」
これ、罠です。
ポートフォリオを作るには実績が必要。
実績を作るにはクライアントが必要。
クライアントを取るにはポートフォリオが必要。
永遠に始まらない。
あと、こういう人もいる。
「スキルをもっと磨いてから営業しよう」
「もう少し準備ができたら始めよう」
これも同じ罠。
スキルは案件をやりながら上がる。
準備が整うことは永遠にない。
自分は最初からその発想を全部捨てた。
準備ゼロで動いた。
動きながら考えた。
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唯一やったこと
「無料で動画撮らせてください」
これだけ。
なぜ無料から入るのか。
断られる理由をゼロにするため。
営業で断られる理由は大きく2つ。
「高い」
「信頼できない(実績がない)」
23歳、実績ゼロ、スマホ1台の自分には
この2つが最初から刺さってくる。
でも「無料」にした瞬間、両方が消える。
相手にとってリスクがゼロになるから
「じゃあとりあえず試してみようか」という話になりやすい。
「タダより高いものはない」という人もいるけど、
相手が社長・経営者なら逆に「無料でやってくれるんか、ありがたい」になる。
特に地方の小規模事業者は、SNSに詳しい人が来てくれるだけでありがたいと思ってくれることが多い。
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最初のクライアントを取った話
地元の飲食店に飛び込んだ。
「SNS用の動画を無料で作らせてください」
正直、めちゃくちゃ緊張した。
23歳、実績なし、スマホ1台。
「断られたらどうしよう」じゃなくて
「断られても次に行けばいい」という気持ちだけで動いた。
「無料でいいの?じゃあお願い」
あっさりOKだった。
撮影した。
編集した。
投稿した。
再生数が伸びた。
店のオーナーから「すごいじゃん!」と連絡が来た。
そこで初めて言う。
「もし良かったら有料でやりませんか?月3万円で」
「うん、お願いしたい」
これが最初のクライアント。
飛び込んでから契約まで、2週間もかかってない。
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最初の1件が取れた後にやったこと
1件取れた後が重要。
「あとは同じことをやればいい」じゃない。
成果の数字を記録する
再生数、いいね数、フォロワー増加数、来店数の変化。
可能な限り数字として記録しておく。
これが次の営業の「証拠」になる。
「うちと同じ飲食店でこんな数字が出てます」
この一言が、次の飛び込み営業で10倍刺さるようになる。
同業種に攻める
飲食店で結果が出たら、次も飲食店に営業する。
「同じ業種で結果を出した実績」は最強の武器。
「うちとは業種が違うから参考にならない」という言い訳をさせない。
すぐ次の無料案件に動く
最初の1件が終わっても、しばらくは無料案件を並行して積み上げる。
目安は3件。
3件あれば業種別に事例が揃い始める。
そこから一気に有料営業に切り替える。
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2件目、3件目はなぜ楽になるのか
最初の1件が圧倒的に難しい。
2件目からは別世界になる。
理由①:証拠ができる
「この投稿、○○万再生出ました」という事実は、
どんな言葉より強い。
実績がない状態では言葉しかない。
でも実績ができた瞬間、数字が語り始める。
「信頼できない」という断り文句が消える。
理由②:紹介が生まれる
地方の経営者コミュニティは狭い。
同じ会に出てる、同じ業界にいる、知り合いが知り合いに繋がってる。
1人の社長が「あの子に頼んだらよかったよ」と言うだけで連鎖する。
自分は3件目くらいから「紹介なんですけど」という問い合わせが来るようになった。
紹介は信頼が担保された状態で来るから、成約率が全然違う。
飛び込みより紹介の方が圧倒的に楽。
だから最初の数件は「紹介を生む種まき」だと思ってやる方がいい。
理由③:自信がつく
これが意外と大事。
実績がないときの営業は、自分でも「本当にやれるのか」という不安がある。
でも1件やって数字が出ると、「自分にはできる」という確信に変わる。
確信がある状態と不安がある状態とでは、話し方が全然違う。
それがまた次の成約率に影響する。
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無料期間をいつ終わらせるか
ずっと無料でやる必要はない。
目安は「成果の事例が3件できたら」。
でも3件できたからといって、いきなり全案件を有料にする必要もない。
自分がやったのはこういう感じ。
- 無料案件①②③で実績を作る
- 既存の無料クライアント①に「有料でやりませんか?月3万円で」と切り出す
- 成約したら新規営業も有料で話す
無料クライアントの有料化が一番ハードルが低い。
すでに「結果を見てる人」だから、払う価値が伝わってる。
知らない人に有料で営業するより、格段に成約しやすい。
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よくある「断られ方」とその対処法
無料営業でも断られることはある。
パターンと対処法を書いておく。
**「今は忙しいので」**
これは「興味はあるが今じゃない」のサインが多い。
「わかりました。落ち着いたタイミングでまた連絡させてください」と言って連絡先だけ交換する。
1ヶ月後にまた声をかけると、成約することがある。
**「SNSはやってないので」**
一番多い断り方。
「やってないからこそ始めるチャンスです」と言うより、
「試しに1本だけ作らせてください」と言う方がいい。
1本見せれば「これならいける」と思ってもらえることがある。
**「うちには合わないと思う」**
業種的にSNSが難しいと思っている場合。
「どんな業種でも発信の仕方次第で結果は出ます。他業種でこういう事例があります」と事例を見せる。
事例がない段階では言えないから、最初の数件が揃うまでは同業種に絞って営業した方が効率がいい。
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まとめ
実績ゼロからの最初の1件の取り方。
①「ポートフォリオが揃ったら」は罠。今すぐ動く。
②「無料で撮らせてください」だけで飛び込む
③成果を数字で記録する
④同業種への事例として使って2件目3件目を取る
⑤事例が3件できたら有料営業に切り替える
実績ゼロでも関係ない。
「無料でいいです」の一言だけで、扉は開く。
ポートフォリオを作るより、実績を作れ。
実績は待ってても来ない。自分で取りに行くだけ。