本屋に行けば「成功法則」が並び、
SNSを開けば「ポジティブな名言」が流れてくる。
世の中は、私たちを前へ、上へと押し上げようとする言葉で溢れている。
でも、正直に言わせてくれ。
「もう頑張り方なんて聞き飽きた。
それより、どうやってここから降りればいいのか教えてくれ」
そう思う夜、ありませんか?
今日は、成功したいしポジティブになりたいけれど、それ以上に「今すぐ辞めたい、逃げたい」と願っているあなたへ、少しだけ不謹慎な話をします。
【1. ポジティブは「余力」がある人の娯楽】
前向きになる、感謝する、目標を持つ。
これらはすべて、心のエネルギーが「プラス」の状態にある人ができることです。
電池が空になったスマホに、どんな便利なアプリを入れても動きません。
まず必要なのは、充電する時間です。
「ポジティブになれない」のは、あなたがダメな人だからではなく、
心が「今は守りに入る時間だよ」と教えてくれているサインです。
【2. 「成功」という呪いから、自分を解雇する】
私たちはいつの間にか、「何者かにならなければならない」という呪いにかかっています。
・仕事で成果を出さなきゃ
・いい親でいなきゃ
・充実した人生を送らなきゃ
でも、その「成功」のために、今のあなたの健康や、夜ぐっすり眠れる平穏を差し出しているなら、それはあまりにも高い買い物です。
人生には、「成功すること」よりも「無事でいること」の方が圧倒的に重要な時期があります。
今、あなたが求めているのは、キラキラした成功という「光」ではなく、この息苦しい場所から抜け出す「出口」のはずです。
【3. 「戦略的逃走」を、自分に許す】
「逃げる」という言葉には、卑怯なイメージがあるかもしれません。
でも、私は離婚や闘病を通して学びました。
致命傷を負う前に逃げるのは、敗北ではなく「最強の生存戦略」です。
一度逃げて、呼吸を整えて、また歩きたくなった時に歩き出せばいい。
もしかしたら、別の道を歩いてみたら、あんなに必死に目指していた「成功」なんて、どうでもよくなっている自分に出会えるかもしれません。
【最後に】
「辞めたい」「逃げたい」と思う自分を、責めないでください。
それは、あなたの本能が、あなた自身を守ろうとして必死に叫んでいる声です。
ただ、明日もあなたが、あなたとして生きていてくれること。
それ以上に大切なことなんて、この世には存在しません。
もし、出口がどこにあるか分からなくなったら。
一緒に下を向いて、今の足元を整理することから始めましょう。
前を向くのは、首の痛みが取れてからで十分間に合います。
もしかしたら辞めた先、逃げた先に成功があるかもしれません。
誰に話したくなったら、
ここでゆっくり話してください。