設計者ならわかる。意味がありそうで変えられない“参考図”の怖さ

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学び
計をしていると、まずやることがある。
参考図を探すこと。
過去の図面フォルダを開き、似ている装置や部品を探す。
完全なゼロから設計することは、実際にはあまり多くない。
「これ、使えそうだな」
そう思って参考図を開く。
そして流用して設計を始める。
描きながら、ふと手が止まる。
「この形、変じゃないか?」
もっとシンプルにできそう。
部品点数も減らせそう。
加工もしやすくなる気がする。
でも――
変えない。
なぜか。
理由はシンプルだ。
意味がありそうだから。
過去の設計者が、
何か理由があって
この形にしたはず。
もしかすると
• 過去のトラブル対策かもしれない
• 組立順序の問題かもしれない
• 現場の作業性かもしれない
• 加工メーカーの事情かもしれない
図面には書かれていない理由が
設計の世界にはたくさんある。
そして設計者は考える。
もしこの形を変えて
トラブルが出たらどうなるか。
責任を問われるのは――
今の設計者。
過去の設計者ではない。
だから今日もまた、
意味がわからない形が残る。
参考図が参考図を生み、
設計の形は静かに受け継がれていく。
これはある意味、
設計の歴史なのかもしれない。
機械設計をしている人なら
一度は経験があると思う。
「この形、本当に必要なのか?」
でも理由が分からないから
変えられない。
そんな図面。
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