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コラム
私は精神科看護師として、
20年間現場にいたわ。

新卒で配属されたのはNICU。
大学病院で、最新の医療が集まる場所。

そこから転院の指示が出るということは、
「これ以上できる治療がない」
という現実。

ある日、
転院を告げられたお母さんに言われた一言。

「あなた、子どももいないくせに
私の気持ちなんてわからないでしょ」
ずっと担当として関わってきて、

勝手に情熱を注いで、
勝手に“信頼されている”と思い込んでいた私。

あの瞬間、
私は何者でもなくて、
ただ邪魔な存在だったのかもしれないって、
自分の無力さに泣いていたわ。

今は、3人の母親。
今なら、わかる。

あのお母さんの気持ちも、
誰にもぶつけられなかった
悲しさも、辛さも、悔しさも。

結局私は距離を取ってしまい、
新生児医療の現場から逃げたの。

でもね…
精神科に異動しても、同じだった。

正解のない苦しさ。
終わりが見えない不安。
誰にも理解されない孤独。

精神の病は、
怠けているとか、甘えているとか、
そんな偏見にさらされやすい。
そして何より、
一番苦しんでいる家族が、
ほとんどケアされていない現実。

私は途中で、考え方を切り替えたわ。

何者でもなくていい。
完璧じゃなくていい。
それでもいいから、
1%でいい、寄り添おうって。

面会のたびに、必ず聞いていた言葉。

「大丈夫ですか?
何かお気づきのことがあったら、
教えてくださいね。」

すると家族は、こう漏らしたわ。

「もう限界で…」
「本当に良くなるんでしょうか」
「私、何をしたらいいんでしょう」
目に見える病気より、
精神の病のほうが、
ずっとゴールが見えない。
だからこそ、
孤独になる…

これまで約3000人の
看護学生にも、伝えてきた。
「1%でいいから、寄り添ってほしい」って。
そして今、はっきりわかったわ。

もう私は、
誰にでも広く関わる形は選ばない。
時間もエネルギーも感情も使って、
目の前の“たった一人”と
本気で向き合いたい。
我慢が当たり前で、
限界まで耐えてしまう人が、
病院に行く“前”に
安心して話せる場所でありたい。
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