【労務編|副業|第7話】副業で本当に守るべきものは何ですか?
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マネー・副業
ここまで、
第1話〜第6話で整理してきました。
副業は「収入を増やす行為」です。
しかし同時に、
契約と制度の中で行う労働でもあります。
今回は、数字で総整理します。
■ ① 税金リスク
副業で年間20万円を超える所得がある場合、
確定申告が必要になります。
住民税は、本業給与と合算されます。
本業年収300万円の方が
副業で年間100万円の利益を出した場合、
所得税+住民税で
約20万〜30万円前後の増加になるケースもあります。
「思ったより残らない」
この声が多い理由です。
■ ② 社会保険リスク
106万円ライン
130万円ライン
この2つが大きな分岐です。
130万円を1万円超えるだけで、
年間30万〜40万円の負担が発生する可能性があります。
副業は“段差”の世界です。
■ ③ 規則違反リスク
就業規則で副業禁止・許可制と定められている場合、
違反すると懲戒対象になる可能性があります。
軽い注意で済む場合もありますが、
減給や降格のリスクもゼロではありません。
会社との契約は無視できません。
■ ④ 競業リスク
同業種での副業は、
「競業避止義務」に触れる可能性があります。
売上規模に関係なく、
“内容”が問題になります。
月5万円でも、問題になる場合はあります。
■ ⑤ 労働時間リスク
本業8時間
副業4時間
1日合計12時間労働。
週60時間を超えると、
健康リスクも高まります。
長時間労働が発覚した場合、
会社から是正指導を受ける可能性もあります。
■ 副業で本当に守るべきもの
収入でしょうか。
自由でしょうか。
それも大切です。
しかし、
本当に守るべきものは、
自分の信用と契約関係です。
副業は自由です。
でも、
契約の中で働いているという前提は変わりません。
理論編はここで一度整理します。
次回からは、
具体的な事例で見ていきます。
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