【労務|副業編|事例①】月5万円の配送副業、本当に手元に残る金額はいくらですか?

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マネー・副業
「まずは月5万円」

副業を始めるとき、多くの方が最初に目標にする金額です。

今回は、配送系副業を例に、数字で整理します。

■ ケース設定


30歳・会社員
本業年収:400万円
副業:配送(業務委託)

■ 月5万円の場合


月収 5万円 × 12ヶ月
= 年間60万円

配送副業では、ガソリン代・車両維持費などの経費が発生します。

月1万円 × 12ヶ月
= 年間12万円(経費)

差し引き利益は、

60万円 − 12万円 = 48万円

■ 税金はいくら増えるのか

本業年収400万円の場合、
所得税+住民税の実効負担は約30%前後です。

48万円 × 約30%
= 約14万円

手元に残る金額は、

48万円 − 14万円
約34万円

月5万円稼いでも、
実質の手取り増は月約2万8,000円程度になります。

■ 月8万円になるとどうなるか


月8万円 × 12ヶ月
= 年間96万円

経費 月1万5,000円と仮定すると
年間18万円

利益は、

96万円 − 18万円 = 78万円

税負担 約30%
= 約23万円

手元に残るのは
約55万円

月あたり約4万5,000円の増加です。

増えますが、比例して税金も増えます。

■ 社会保険への影響


業務委託の場合、106万円ラインの適用はありません。

ただし、扶養内で働いている配偶者がいる場合は注意が必要です。

年間130万円を超えると扶養から外れ、
年間30万〜40万円の負担が発生する可能性があります。

■ 労働時間


平日2時間 × 週5日
= 週10時間

土日4時間 × 2日
= 週8時間

合計 週18時間

本業40時間と合わせると、
週58時間労働です。

月換算では約230時間になります。

■ 整理すると


月5万円の副業は、

✔ 年間手取り約34万円
✔ 月換算 約2万8,000円
✔ 労働時間 月約70〜80時間増加

収入は確かに増えます。

しかし、

時間・税金・体力との交換でもあります。

副業は自由です。

しかし、制度と契約の中で行う労働であることは変わりません。

数字で見ると、判断は冷静になります。

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