仕事の悩みが頭から離れない夜へ|考えるより話した方がいいことがある

仕事の悩みが頭から離れない夜へ|考えるより話した方がいいことがある

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仕事で引っかかることがあった夜。


家に帰っても、昼間の会話が何度も浮かんでくることがあります。
あのとき、別の言い方をすればよかった。

相手は、どう思っただろう。
明日は、どう接すればいいだろう。

考えれば考えるほど整理されるどころか、同じところを何度も回ってしまいます。


以前のわたしも、悩みは自分で答えを出すものだと思っていました。

管理職になってからは、部下には話しにくい。上司にも相談しにくい。
家族に話そうとしても、仕事の背景から説明しなければ伝わらない。


結局、一人で抱えたまま、布団の中まで仕事を持ち込む日もありました。
そんなときに必要だったのは、正しい答えではありませんでした。

頭の中にあるものを、一度外に出す時間でした。

人に話していると、
・実際に起きたこと
・そのとき感じたこと
・本当はどうしてほしかったのか
・自分にできそうなこと

これらが、少しずつ分かれていきます。

相手から答えをもらわなくても、自分はここが嫌だったのか、変えたいのは相手ではなく、この状況なのかと、自分の言葉で気づくことがあります。


悩みがなくなるわけではありません。

それでも、悩みと自分の間に少しだけ距離ができます。

すぐに答えを出そうとしていたときには見えなかったものが、少し離れたところから見えるようになります。

ただし、誰かに話せば必ず整理できるわけではありません。

話の途中で助言をされたり、すぐに答えを渡されたりすると、今度は相手の考えを受け取ることに意識が向いてしまいます。

自分の気持ちを整理したかったはずなのに、気づけば相手の正しさについて考えている。


そんなこともあります。

だからわたしは、言葉をかぶせないこと、否定しないこと、答えを急がないことを大切にしています。

話しながら、自分の言葉に自分で気づいていく。

その時間を邪魔しないように、待つことも大切にしています。

今夜も考えが止まらないなら、まず紙に三つだけ書いてみてください。


今日、何があったのか。

そのとき、何を感じたのか。

本当は、どうしたかったのか。

きれいにまとめる必要はありません。

すぐに答えを出さなくても大丈夫です。


頭の中にあるものを外へ出すだけで、少し余白が生まれることがあります。
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