ただの絵柄なのに、
なぜか心に残るカードに出会ったことはありませんか。
はっきり答えを言われたわけではないのに、
妙に気になったり、今の自分に重なって見えたりすることがあります。
前回は、
「タロットは未来を決めるものなのか」
「怖いものなのか」
ということについて書きました。
タロットは未来を断定するものではなく、
今の流れやテーマを静かに映してくれるもの。
そんなふうに受け取ると、タロットとの距離感も少し変わってくるように思います。
では、どうしてタロットは、
そんなふうに「気づき」につながるのでしょうか。
今回は、そのことについて書いてみたいと思います。
ただの絵柄なのに、なぜか心に引っかかる
タロットカードを見ていると、
「どうして今、このカードが出たんだろう」
と感じることがあります。
妙に今の自分の状況と重なって見えたり、
思い当たることがふっと浮かんできたり。
たとえば、人物がうつむいているカードを見て、
自分も気づかないうちに気持ちを抱え込んでいたのかもしれない
と思うことがあります。
あるいは、荒れた景色が描かれたカードを見て、
心の中の落ち着かなさに気づくこともあります。
はっきりと答えを言われているわけではないのに、
なぜか心に残るものがある。
そんな経験をしたことがある方も、いるかもしれません。
タロットは何を手がかりに読んでいるのか
タロットカードには、
さまざまな「象徴」が描かれています。
人物の表情、持っているもの、
立っている場所や、背景の景色。
そうしたひとつひとつの絵柄には、
人の感情や経験を象徴する意味が込められています。
カードを見ることで、
普段とは少し違う角度から、
自分の状況を眺めることができることがあります。
自分の頭の中だけで考えていると、
どうしても同じ見方の中を行き来しやすくなりますよね。
でも、カードという外側の象徴を通すことで、
少し離れたところから
今の自分を見ることができることがあります。
その小さな変化が、
気づきにつながるのではないかと思います。
カードを読むときは、
絵柄の印象だけを見ているわけではありません。
描かれている人物の表情や向き、背景の色合いだけでなく、
カードに振られた数字や、スート
(火・水・風・土を表す要素)
などもあわせて見ていきます。
詳しくはまた別の記事でも書けそうですが、
いくつかの手がかりを重ねながらカードを見ていくと、
そのときのテーマや、今どこに意識が向いているのかが、
少しずつ見えてくるように感じています。
気づきが生まれるとき、心の中で起きていること
心理学では、
人は「自分の思考の枠組み」の中で
物事を見やすいと言われています。
だからこそ、
知らないうちに同じ考え方の中をぐるぐる回ってしまうこともあります。
不安を何とかしたくて、
「考えなきゃ」と考え続けてしまうこともあります。
気になっていることがあるのに、
どこに引っかかっているのか、自分でも分からなくなることもありますよね。
タロットカードは、
その枠組みの外側から
物事を見直すきっかけを与えてくれることがあります。
そのため、
「そういう見方もあるのかもしれない」
「気になっていたのは、この部分だったのかもしれない」
と気づくことがあります。
もし今、
何かをずっと考え続けてしまっているなら、
一度立ち止まって、
今の自分がどんな見方の中にいるのかを確かめてみることが、
役に立つこともあるかもしれません。
考え続けてしまうときほど、
こうした気づきにつながるきっかけが大切になることもあります。
次回は、
考えすぎてしまうとき、心の中でどんなことが起きているのか
ということについて書いてみたいと思います。
現在ココナラで、
タロットカードから読み取れる流れやテーマを
鑑定書という形でお届けするリーディングを行っています。
悩みや気持ちを落ち着いて整理したいときに、
ひとつの視点としてお役に立てましたら嬉しく思います。
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