タロットというと、
「未来をあてるもの」
そんなイメージを持つ方も多いかもしれません。
悩みがあるときほど、答えが欲しくなりますよね。
「どうなるの?」
「ちゃんと進めるの?」
「このままで大丈夫?」
先が見えないと、不安な気持ちは自然と未来に向いていきます。
だからこそ、タロットにも
「これからどうなるかを知りたい」
という気持ちで触れたくなることがあるのだと思います。
でも、タロットが差し出してくれるものは、
単純な「当たり・はずれ」だけではありません。
今どんな気持ちでいるのか。
何に意識が向きすぎているのか。
どんな流れの中に立っているのか。
そうしたことを、静かに映し出してくれることがあります。
以前、
「期日までにココナラで購入実績を得るという目標を達成できるだろうか」
と気になって、カードを引いたことがありました。
そのときに出たのが、「力」のカードです。
このカードには、落ち着いた表情の女性が、
ライオンと静かに向き合っている姿が描かれています。
画像:Rider-Waite-Smith版
「Strength」(パブリックドメイン)
頭の上には∞(無限)のマーク。
そして背景には山があります。
タロットでは、山は目指すものを表すことがあります。
けれど、その女性は、山を見つめていないのです。
今、目の前にあるものに、静かに意識を向けている。
そんなふうに感じられたのです。
その姿を見たとき、
「達成できるか、できないか」
という結果ばかりに気持ちが向いていたのかもしれない、
と気づかされました。
本当に大切なのは、ただ目標だけを見つめることではなく、
ココナラという場そのものや、
そこにいる方とのご縁に丁寧に向き合うこと
なのかもしれない。
そんなふうに、少し見方が変わった気がしました。
タロットは未来を言い当てるものというより、
今の自分に必要な視点をそっと差し出してくれるもの。
「この先どうなるか」だけではなく、
「今、何を大切にしたらいいのか」
を見せてくれることもあるのだと、あらためて感じた出来事でした。
一方で、タロットに少し怖さを感じる方もいらっしゃると思います。
興味はある。
でも、少し怖い。
その感覚も、とても自然なものです。
「悪い結果が出たらどうしよう」
「その通りになってしまったら怖い」
「見たくない未来を見てしまうかもしれない」
そんなふうに感じることも、あるのではないでしょうか。
でも実際には、タロットが映しているのは、
固定された未来そのものではなく、
今の状態から見えてくる流れやテーマ
であることが多いのです。
今どんな気持ちでいるのか。
どんな考え方をしているのか。
何に心が引っかかっているのか。
そうしたものがカードに表れるからこそ、
その先の流れも見えてきます。
ただ、それは
「絶対にそうなる」
ということではありません。
未来は、ひとつに決まっているものではないはずです。
考え方が変わることもあります。
行動が変わることもあります。
すると、見えてくる景色も少しずつ変わっていきます。
だからこそタロットは、
未来を決めるものというより、今の自分を理解するためのもの
として受け取るほうが、しっくりくるのではないでしょうか。
もし今、
タロットに少し怖さを感じていたり、
未来のことばかりが気になっていたりするとしたら、
まずは
「今の自分を静かに見つめるためのもの」
として触れてみるのも、ひとつの方法かもしれません。
そう考えると、タロットは「怖いもの」ではなく、
自分に必要な視点を受け取るための存在として、
少しずつ安心して向き合えるようになっていくのではないでしょうか。
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