絶望しているあなたへ。
「受験に落ちても人生なんとかなる」なんて無責任な言葉はかけません。
10代で背負うには重すぎるぐらいの努力と決断をして、
人生をかけて受験に挑んだ人に対して、あまりにも軽い言葉であり、
同時に「なんとかなる」は何とかなった人の戯言にすぎないと感じるからです。
ただ少しだけ声を掛けさせてもらえるなら
「ひとまず、受験お疲れ様でした。少しの間ゆっくり休んでください。」
とだけ言わせてください。
来年には笑うあなたへ
この記事を読んでいるのは、おそらく2、3月だろうと思います。
私は受験に失敗してしまったあなたが、
「来年の受験で成功してほしい。」と本気で思っています。
それは、大学受験に受かることで得られる自信があると信じていているからです。
現に私はそうでした。
1年浪人をして同志社大学に合格したことが、「努力が実った経験」として
今の私の自信の礎になっています。
そのために、あえてこの記事では、しんどくて耳の痛い話をします。
今の時期だからこそする話
人間は日々忘れていく生き物です。
それはうれしいことも悲しいことも、それぞれ差異はあれど、
日々たくさんのことを経験して忘れていきます。それは人間に備わった防衛本能でもあります。
なにが言いたいかというと
今のこの辛すぎる気持ちや感覚も忘れていくということです。
私も全落ちして周りの景色が白黒になり、
音が無くなった世界だと錯覚するほど、
人生に絶望した高3の春があったはずなのに、
あの感覚も月日が経つごとに薄れていっています。
ただ、大学受験に落ちるという経験は人生の中でも辛いほうの部類に入ると思うので、
完全に忘れるということはないと思います。
ちょっと脇道にそれましたが、本題に入りたいと思います。
人は落ち込んでいる時こそ、アドバイスや助言が身に沁みます。
だから、失敗や負けを経験した時こそ自分を顧みるチャンスでもあります。
ここであなたに問いかけたいことは1つ
「基礎は完璧になっていましたか?」
おそらくこの問いに自信満々で「はい」と答えられる人は
今、この記事を読まずに、楽しそうに卒業旅行に行っています。
家も基礎部分があるからその上の1・2階部分が出来る。
富士山だって広大な土台部分があるから
雪のかかった白い部分が存在できるのです。
しっかりとした基礎がないと応用につながらない。
そうです。あなたには足らなかったんです。
「基礎」が
「応用問題」が解けなかったんじゃないんです。
「基礎の部分」が欠けていたんです。
受験に落ちたのにはいろいろな要因があると言いたい人もいると思いますが、
あえて断言させてもらいます。
だから、この気づきを持って、あなたには浪人生活を始めてほしいと思います。
そして、私は個人的には2、3月は周りの友達と同じように遊びに行くべきだと思います。
休憩ももちろん取るべきですが、大学に行く友達はもうすぐ大学生活で忙しくなります。
浪人をしていた高校の友達の存在も頭の片隅にも浮かばないぐらい。
これは、あなたに対して嫌がらせをしているわけでもなく、人間それぞれのタイミングで生きるステージが変わります。そうすると人間関係も希薄になります。
だから自然とそうなった時にあなたの浪人生活も始まっていきます。
そうです。浪人は非情で、苦しくて、きつくて、つらいんです。
このような、あきらかにコスパの悪い苦行に挑む皆さんに
私は敬意をこめて応援しています。
人生をかけて2度目のチャレンジに挑んでいきましょう。