認知症のおばあちゃんのトイレ事情/混乱を減らす環境づくり

記事
コラム
認知症の祖母のトイレ事情を
整理してみました

祖母は、外を長距離歩くときは
シルバーカーが必要ですが
家の中では基本的に1人で歩けます。

調子が悪いときに伝い歩きや
手すりを使うこともありますが
屋内歩行に関してはほとんど介助が不要です。

祖母の自宅環境
リビングからトイレまで:5メートル以内
ベッドからトイレまで:10メートル以内

リビングと寝室の間にパーテーション有

トイレまでの動線に段差:なし
移動方法:テーブルや食器棚を伝って安全に移動可能

トイレまでの動線での工夫
パーテーション:
開閉すると衝突・転倒のリスクがあるため、常に解放して統一

補助手すり:ベッド横・トイレ入り口・移動経路に設置

日中のトイレ状況
やや頻尿傾向あり
失禁ほとんどなし(パッドで対応可能)
パッドの交換も自分で可能
介助は基本不要

夜間・体調不良時の対応
・眠剤の影響で夜間は失禁することがあり
・オムツを使用
・体調不良や便失禁など突発時には混乱することがある
・ゴミ箱やオムツの位置を固定して

混乱を減らす工夫
環境設定のポイントまとめ

移動導線に支持物あり、段差なし
→これで夜間も伝い歩きできます。

開閉する扉の統一
ゴミ箱・オムツの位置を統一
→失禁・便失禁があったときや
パニックになる状況になっても
環境を統一することで処理できるようにしています。

祖母は環境設定・動線の工夫で
日中はほぼ自分でトイレに行けています。
難しいことが起きたり、対応が必要になった際に
母はその部分だけを介助するかかわりにしています。

今後トイレがいけなくなった際は
ポータブルトイレの導入などの検討が必要になるかもしれません。

認知症家族の介護でトイレがうまくいかず悩んでいる
失禁が増えてきたので環境面で対応策を考えたい方の
参考になればと思います。

作業療法士は
ご家庭の環境に合わせてトイレ動作自立に向けての
環境設定、提案ができます。
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