担当者の頭の中にあるルールは、見えないまま残りやすいです
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業務がなんとなく回っているとき、
実は担当者の頭の中にあるルールで支えられていることがあります。
たとえば、
この名前なら、この表記に直す。
この商品なら、この区分に入れる。
この場合は、前回と同じ扱いにする。
この空欄は問題なしとして進める。
このパターンだけは、別の資料を確認する。
こうした判断は、
慣れている人にとっては当たり前です。
でも、
そのルールがどこにも書かれていないと、
ほかの人には分かりません。
本人は、
「いつも通りやっているだけ」
と思っているかもしれません。
ただ、外から見ると、
その「いつも通り」の中に、
たくさんの判断が含まれています。
ここが見えないままだと、
業務は属人的になりやすいです。
担当者がいるときは回る。
でも、休みのときは確認が増える。
引き継ぐと、前回資料を見ないと分からない。
少し違うパターンが来ると、判断に迷う。
こういう状態です。
この場合、
Excelを直す前に見るべきなのは、
表の形だけではありません。
担当者が、
どこで何を判断しているのか。
そこを外に出すことが大事です。
どの商品名は、どの表記にするのか。
どの区分に入れるのか。
どの情報は毎回変わるのか。
どの情報は基準で決まるのか。
どこだけ人が確認すればよいのか。
こうしたことが見えてくると、
人の頭の中にあった判断を、
ルールや一覧として持てるようになります。
もちろん、
すべてを細かく決めきる必要はありません。
実務では、
人が見た方がよい部分もあります。
大事なのは、
人が判断すべきところと、
毎回同じ基準で決められるところを分けることです。
担当者の頭の中にあるルールは、
見えないままだと、
確認や引き継ぎの負担になります。
でも、
一度外に出して整理すると、
業務を軽くする材料になります。
「担当者しか分からない処理がある」
「前回資料を見ないと作れない」
「人によって判断や入力が変わりやすい」
という場合は、
「Excel作業の自動化、まずは整理・診断します」 からご相談ください。
今使っているExcelや作業の流れをもとに、
どこをルール化できるか、
どこを人の確認として残すかを一緒に整理します。