「目標を立ててください」と言われること自体が辛いと感じる人、
意外と多いのではないでしょうか?
話を聞いていると、
・何を目標にすればいいか分からない
・立てても達成できなかった経験ばかり
・どうせ自分には無理だと思っている
こうした気持ちを、ずっと抱えていたんです。
当時の僕も、最初は
「とりあえず目標を決めましょう」
と声をかけていました。
でも、それでは全く前に進みませんでした。
ある時、「今月はここを目標にしましょう」
と具体的な数字や行動を提示したことがあります。
表面上は「分かりました」と返事をもらえましたが、
その後、行動は変わりませんでした。
今思えば当然で、
その目標は“本人の気持ち”が置き去りだったんです。
そこで気が付きました。
目標の前に必要だったのは「安心」だと。
別の機会に、やり方を変えました。
目標の話をする前に、
「最近、何が一番しんどいですか?」
「できていない自分を、どれくらい責めてますか?」
そんな問いを投げかけました。
すると、少しずつ表情が緩み、
「実は…」と本音が出てきました。
その瞬間に気づいたんです。
人は、安心できる場がないと
未来の話をすることすらできない。
メンタリングで一番大事なのは
「導く」よりも「伴走する」ことでした。
答えを与えるより、一緒に考える。
背中を押すより、隣に立つ。
「それならできそうですね」
「そこからで大丈夫ですよ」
そんな一言があるだけで、
人は少し前を向けるようになります。
これは今のコーチングでもよく見るケースです。
・理想から入ってしまう
・他人基準で目標を決める
・「できなかった自分」を前提にする
・達成できなかった過去を引きずる
この状態で立てた目標は、
達成以前に「向き合うこと自体」が苦しくなります。
だから、僕のコーチングでは
「今の自分は、どんな状態か」
「何なら無理なくできそうか」を一緒に整理します。
そこから
小さくて、現実的で、達成できる目標
を設定します。
達成できた経験が、次の行動を生みます。
最後に、目標が立てられないのは
やる気がないからでも、能力がないからでもありません。
多くの場合、過去の失敗で心が疲れているだけです。
安心できる場で、自分のペースで目標を描き、
一歩ずつ進めば大丈夫。
僕は、そんな伴走型のコーチングを行っています。