「商品には自信があるのに、ECサイトではなかなか売れない」
ネットショップを運営している方や、これからEC販売を始めたい方の中には、このように感じている方も多いのではないでしょうか。
実店舗ではお客様から評判が良い。
知り合いやリピーターには喜ばれている。
SNSに投稿すると「かわいい」「気になる」と反応がある。
それなのに、ECサイトや商品ページに掲載してみると、思ったように購入につながらない。
そんなとき、つい
「商品に魅力がないのかな」
「価格が高いのかな」
「やっぱりネット販売は難しいのかな」
と不安になることもあると思います。
ですが、必ずしも商品そのものに問題があるとは限りません。
ECサイトでは、実物を手に取ることができません。
接客で直接説明することもできません。
お客様は、画面上の画像や文章、動画だけを見て、購入するかどうかを判断します。
つまり、商品が良くても、その良さが伝わる見せ方になっていなければ、購入前に離脱されてしまうことがあります。
今回は、商品はいいのにECサイトで売れないときに見直したいポイントを、WEBデザイナー視点でわかりやすくお伝えします。
ECサイトで売れない理由は、商品力だけではない
ECサイトで売上が伸びないと、まず商品や価格を見直したくなるかもしれません。
もちろん、商品力や価格設定も大切です。
ただ、EC販売ではそれと同じくらい、
「どう見せるか」
「どう伝えるか」
「どんな順番で情報を届けるか」
が重要になります。
実店舗であれば、お客様は商品を手に取って確認できます。
質感、サイズ感、色味、使い心地などをその場で見ることができますし、分からないことがあれば店員さんに質問することもできます。
しかし、ECサイトではそれができません。
だからこそ、商品画像や商品説明文、ページ全体の構成で、購入前の不安を先回りして解消する必要があります。
たとえば、お客様は商品ページを見ながら、心の中でこんなことを考えています。
「サイズはどのくらい?」
「自分に合っている商品なのかな?」
「どうやって使うの?」
「他の商品と何が違うの?」
「このお店は信頼できるのかな?」
こうした不安が残ったままだと、どれだけ商品が良くても、購入ボタンを押すところまで進みにくくなります。
理由1:商品画像が“ただの写真”になっている
ECサイトでよくあるのが、商品写真をそのまま載せているだけの状態です。
もちろん、商品の写真はとても大切です。
ただ、ECで購入につなげるためには、綺麗な写真を載せるだけでは足りない場合があります。
お客様が知りたいのは、商品の見た目だけではありません。
この商品にはどんな特徴があるのか。
どんな人に向いているのか。
どんな悩みを解決できるのか。
使うとどんな良いことがあるのか。
他の商品と何が違うのか。
こうした情報が伝わっていないと、商品に興味を持っても、購入まで進みにくくなります。
たとえば、雑貨であれば使用シーンやサイズ感。
食品であれば内容量や食べ方、ギフトとしての見せ方。
美容商品であれば使い方や使用するタイミング。
健康食品であれば成分や続けやすさ。
商品ジャンルによって、画像で伝えるべき内容は変わります。
商品画像は、ただ見た目をきれいにするためのものではなく、お客様が購入を判断するために必要な情報を分かりやすく伝える役割があります。
理由2:購入者が知りたい情報が足りない
売り手側は、自分の商品についてよく知っています。
だからこそ、つい
「これは分かるはず」
「ここまで書かなくても伝わるはず」
と思ってしまうことがあります。
しかし、初めて商品を見るお客様にとっては、分からないことだらけです。
サイズはどのくらいなのか。
素材は何なのか。
内容量はどれくらいなのか。
どんな場面で使うのか。
配送には何日かかるのか。
送料はいくらなのか。
他の商品と何が違うのか。
こうした情報が不足していると、お客様は不安になります。
そして、少しでも不安が残ると、購入を後回しにしたり、他の商品ページへ移動したりしてしまいます。
特にスマホで商品ページを見る人は、文章をすべて細かく読むとは限りません。
だからこそ、商品説明文だけでなく、画像の中でも要点を整理して伝えることが大切です。
「この商品は自分に合っていそう」
「使い方が分かりやすい」
「届いた後のイメージができる」
「不安だったことが解消された」
そう感じてもらえる情報設計が、購入につながる商品ページには必要です。
理由3:おしゃれだけど、買う理由が伝わっていない
ECサイトや商品ページでは、おしゃれなデザインも大切です。
見た目が整っていることで、ブランド感や信頼感が生まれます。
ただし、おしゃれなだけでは購入につながらないこともあります。
ECで大切なのは、お客様が
「自分に必要な商品だ」
「これを選ぶ理由がある」
と感じられることです。
そのためには、商品の魅力を雰囲気だけで見せるのではなく、購入する理由まで伝える必要があります。
たとえば、
「なぜこの商品が良いのか」
「どんな悩みを解決できるのか」
「他の商品と比べて何が違うのか」
「使うことでどんな良い変化があるのか」
こうした要素が伝わると、お客様は購入を検討しやすくなります。
デザインは、ただ見た目を整えるためだけのものではありません。
ECにおけるデザインは、商品の魅力を伝え、購入までの気持ちを後押しするためのものです。
おしゃれさと、分かりやすさ。
世界観と、購入判断に必要な情報。
この両方のバランスを整えることが、ECサイトではとても大切です。
理由4:信頼感や購入までの導線が足りない
商品に興味を持っても、購入までの流れが分かりにくいと、途中で離脱されてしまうことがあります。
たとえば、
「購入ボタンが見つけにくい」
「送料がどこに書いてあるか分からない」
「問い合わせ先が分からない」
「スマホで見づらい」
「画像内の文字が小さくて読みにくい」
「どの商品を選べばいいか分からない」
このような小さな分かりにくさが、購入を止める原因になることがあります。
また、初めて見るお店から商品を購入することに不安を感じるお客様もいます。
そのため、運営者情報、店舗情報、レビュー、お客様の声、よくある質問、配送・返品案内、SNSアカウント、問い合わせ先などの情報も大切です。
「誰が販売しているのか」
「購入後はきちんと届くのか」
「困ったときに問い合わせできるのか」
こうした安心材料があることで、お客様は購入しやすくなります。
ECサイトでは、商品そのものの魅力だけでなく、お店やブランドへの信頼感も購入判断に関わります。
商品が悪いのではなく、見せ方で損をしている可能性がある
ECサイトで売れないと感じると、商品そのものに自信がなくなってしまうこともあるかもしれません。
ですが、売れていない理由が必ずしも商品にあるとは限りません。
商品の魅力が十分に伝わっていなかったり、購入前の不安を解消できていなかったり、ページの流れが分かりにくかったりすることで、購入につながっていない可能性もあります。
まずは、次のポイントを見直してみてください。
・商品画像は、見た目だけでなく特徴や使い方まで伝えられているか
・商品説明文は、初めて見る人にも分かりやすい内容になっているか
・購入前の不安を先回りして解消できているか
・おしゃれさだけでなく、買う理由が伝わっているか
・スマホで見たときに、情報が読みやすいか
・購入ボタンまで迷わず進める導線になっているか
・信頼感につながる情報が掲載されているか
ECサイトは、商品をただ並べる場所ではありません。
商品の魅力を伝え、購入前の不安を減らし、お客様が安心して購入できるようにするための場所です。
商品は良いのに売れない。
ECサイトや商品画像の見せ方に自信がない。
何を改善すればいいのか分からない。
そんなときは、商品画像や商品ページの見せ方を見直してみることをおすすめします。
商品画像・ECページのご相談について
商品画像やECページは、ただおしゃれに整えるだけではなく、購入前のお客様が知りたい情報を分かりやすく伝えることが大切です。
「商品はいいのに、魅力がうまく伝わっていない気がする」
「今の商品画像をもっと分かりやすく整えたい」
「ECページに何を載せればいいのか分からない」
「購入につながる見せ方を相談したい」
という方は、商品や販売先に合わせて、必要な画像やページ構成を整理するところからご相談いただけます。
何を依頼すればいいか分からない段階でも大丈夫です。
今ある商品ページや画像を見ながら、商品の魅力が伝わりやすくなる見せ方を一緒に考えていきます。
商品画像制作やECページ改善をご希望の方は、お気軽にご相談ください。