空白期間、隠さず話します——なぜ何年も動きを止めていたのか

空白期間、隠さず話します——なぜ何年も動きを止めていたのか

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プロフィールや実績一覧を見て、稼働の空白期間に気づいた方もいるかもしれません。
ここではっきりお伝えしておきます。
ある時期から、こまはうすとしての活動をリピーターさまのみにさせていただいておりました。

理由は、そこまで特別なものではありません

簡単に言えば、別の仕事に手を取られていました。

広告代理店でデザイナー・アートディレクターとして8年、独立してWebディレクター兼デザイナーとして10年以上やってきた中で、本業以外の仕事に時間を割かざるを得なくなった期間がありました。
わたしは個人事業主なので、別のジャンルの事業を2〜3並行して立ち上げたために、デザインのお仕事を新規で受注できなくなってしまったんですね。
そちらのお仕事にも真剣に向き合っていたので、中途半端に両方を回すよりは、と一度EC制作の稼働を絞る判断をしました。

正直、この空白をどう説明するか、しばらく迷っていました。「実は事情があって」と言い訳めいた書き方をするのも違う気がしますし、かといって黙って何もなかったように再開するのも、長くお付き合いいただいている方や、これから依頼を検討する方に対して誠実ではない気がしました。
なので、変に取り繕わず、ただ事実として書くことにしました。

新規集客の動きを止めていた時期がありましたが、他業種の事業を立ち上げて必死でその勉強もした甲斐があって、デザインのみでお仕事をしていたときに比べると、格段にメタ的な思考が上がったと思っています。

稼働を止めていても、見る目は休ませていません

もちろん、稼働を止めていた間も、EC業界やモールの動きから完全に目を離していたわけではございません。
Amazonの商品ページの見え方、楽天の検索結果の並び方、Yahoo!ショッピングの表示ルール、スマホでの見え方の比重——
こうしたものは日々変わり続けていて、現場を離れている人間ほど感覚が鈍っていきます。稼働は絞っていても、業界の変化そのものは意識して追い続けていました。
手を動かす量は減っても、見る目までは休ませなかった、という感覚です。
むしろ、この2〜3年で生成AIが一気に台頭し、誰でもGPTImageやNano Bananaに画像を作ってもらえる時代となっています。
これは、AIを使えるかどうか、という「マネジメントレベルの実力差」が、これまで以上にはっきり出る時代になったということです。

生成AI、恐るるに足らず。むしろ差をつける大チャンス

わたしは新規事業として立ち上げたのがAI関連なので、AIマネジメントについてはかなりお金も時間も注ぎ込み、とにかく手を動かして実地試験を重ねてきました。
やはり「ただAIに任せた画像」と「デザイナーが構成案から考案したグラフィック」には、訴求力の差があることも、自分の事業ベースでデータ観測できています。

AIは恐るるに足らず、むしろわたしの右腕として稼働しています。
人間の生身の情報のデザイニングは、AIに「生成させる人間の能力」そのものだからです。
もし、「AIに作らせればいいからデザイナーはもういらない」と思う方がいるなら、とても残念なことですね。
わたしは、常にその差を生んでみせる存在でありたいと考えています。

空白は弱みではなく、強みだと考えています

さて、そんなこんなで、やっとココナラでも受注可能な手元の工数状況になりました。
実際、依頼する側からすれば「最近まで動いていなかった人」に不安を感じるのは自然なことです。ですが私自身は、この空白を弱点だとは捉えていません。むしろ、長く現場に関わってきた人間だからこそ言えることがある、という方向に転換して考えています。

10年以上、EC商品画像やLP制作という同じ領域に居続けてきた人間は、一時的に稼働を落とすことはあっても、ゼロから業界を学び直す必要がありません。
トレンドが変わっても、それがなぜ変わったのか、消費者の何を反映した変化なのかを、過去の経験と照らし合わせて読み解けます。
前職の人事コンサルタントで培った、人がどう意思決定し、どう行動するかという知見も、結局はここに生きています。
見た目の良さだけでなく、見た人が「なるほど、これなら」と腑落ちするかどうか——
私が「腑落ちドリブン」と呼んでいる考え方は、休んでいた間も揺らいでいません。

そして今、再びこの仕事にしっかり向き合う時間を取り戻しています。
空白があったことは事実として伝えた上で、これから先の仕事で応えていくつもりです。
もし空白期間を理由に依頼をためらう方がいれば、まずは一度、率直に相談していただければと思います。
過去を隠すより、今どう向き合っているかを見ていただく方が、私にとってもずっと自然なやり方なのです。

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