【近しい人ほど】相手の言葉に傷つくことがある
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コラム
身近な人とのやりとりほど、
心に残ってしまうことがあります。
たったひと言。
ほんの少しの温度差。
それだけなのに、胸の奥がざわついてしまう日があります。
それが、
親しい人や近しい関係であればあるほど――
なおさら、心に警笛のような音が響いてしまうものです。
人との関わりの中で、
「え…ちょっと冷たい…」と
感じてしまうことってありませんか?
こちらは心を込めて届けたつもりでも、
返ってきた言葉が思いのほか短くて、
正直、少し寂しく感じてしまうこともあります。
でも、そんな時に思わされたことがあります。
人は“冷たい”のではなく、
ただ、余裕がない時がある。
悲しみの中にいる人。
大きな出来事を抱えている人。
毎日をなんとか、こなすだけで精一杯な人。
親戚関係の冠婚葬祭・さまざまな出来事を通して。
私たちには、人生の節目に誰でも遭遇します。
”本当は優しく返したい気持ち”があっても、
それを言葉にする力まで残っていないことがあります。
けれど、受け取る側の私たちは
その短さやそっけなさに、
傷ついてしまうこともある。
ここが、人間関係の難しいところだな…と感じます。
特に、身内や近しい関係の中では
「わかってくれるはず」
「このくらいは伝わるはず」
そんな期待が、無意識のうちに生まれやすいものです。
だからこそ、
ほんの少しの温度差でも
思っている以上に心に刺さってしまうことがあります。
でも、そこで私は思いました。
「冷たく感じた」その事実と、
「相手を嫌いになる」ことは、
同じにしなくていい。
私は寂しかった。
少し悲しかった。
気持ちが届いていなかった。
自分たちのその感覚は、自然です。
でも同時に、
相手にも相手の事情や、
言葉にならない疲れや悲しみがあるのかもしれない。
そう思えた時、
関係を必要以上に壊さずに済むことがあります。
これは、簡単なことではありません。
「自分の気持ちをちゃんと感じながら、
相手を悪者にしすぎない」
このバランスって、
本当はとても難しいことだと思います。
だからこそ――
誰かの言葉に傷ついた時。
近しい人との距離感に悩んだ時。
「私が気にしすぎなのかな」と揺れる時。
そんな時は、
すぐに答えを出さなくて大丈夫です。
まずは、
傷ついた自分の心を
ちゃんと受け止めること。
そしてそのあとに、
少しだけ広い視点から
その出来事を見つめ直してみること。
それだけでも、
心の中の景色が変わっていくことがあります。
人の心って、
白か黒かでは割り切れるものではない。
だからこそ、苦しくなることもあるけれど、
その揺れの中にも、きっと意味があるのだと思います。
私は、
そんなふうに心の整理が必要な時や、
人間関係のすれ違いに苦しくなった時にも
寄り添っています。
「ただ話を聞いてほしい」
「自分の受け止め方を整理したい」
そんな時は、
ひとりで抱え込まずにいらしてくださいね。
~静かに心を整える言葉のサロン~
あなたの言葉にならない想いを
やさしく言葉に変える場所
心に寄り添う相談員・文章サポーター 陽子