西洋占星術×タロット占い師の春日ステラ葵です。
今回は、単なる予言ではないタロットカードの力についてお話ししたいと思います。
お仕事関係のお悩み相談の際、第9番のアルカナ【隠者ーThe Hermitー】が出ることが多いと感じています。
ある女性のご相談者様の時もそうでした。
「今の会社を続けるべきか、転職すべきか」という現実的な問いを投げかけるたび、驚くほど何度もタロットは、沈黙を守るように静かに、しかし力強く隠者のカードを差し出し続けたのです。
この時、カードが持つ圧倒的な静寂のエネルギーは、彼女が焦って出そうとしていた「会社をやめるか否か」という問への答えを拒み、「一度立ち止まり、内なる灯火を見つめ直しなさい」と伝えていたのです。――つまり、「自分の中にある答えに気づきなさい」と。
魂を揺り動かされた彼女は、彼女自身の切実な本音にお気づきになりました。
それは、世俗的な成功や収入よりも、「自分のペースで働くこと」を何よりも優先したいという、心の底で彼女が大切にしている価値観。
そして彼女は、転職については今すぐには結論を出さず、現在の職場で部署異動の可能性を探ってみるという、具体的で前向きな行動へと繋げることができたのです。
「このまま進んで大丈夫かな」
「本当はどうしたいのか、自分でも分からない」
そうした漠然とした不安や、答えの出ない問いを心の中で抱えている方は多いのではないでしょうか。
タロットの歴史を紐解くと、古くから単なるゲームではなく、哲学的な思考を深めるための道具でもありました。
カードの持つ深い象徴性が、あなたの意識にはあがっていなかった隠された望みや、解決への糸口を示唆しているのです。
カードは、偶然のようでいて、実は無意識のうちに選んだ象徴の集まりです。
そこには、自分自身も気づいていない心の奥の真実があり、これからのあなたのための気づきや、きっかけを与えてくれるでしょう。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
鑑定では、あなただけの星やカードからのメッセージをお伝えしています。
春日ステラ葵