1. 札幌拠点立ち上げから完全リモートへ。見えない壁に直面した日々
私のキャリアは、東京の一部上場企業から始まり、その後、地方拠点(札幌)の立ち上げを経験しました。これはゼロから組織を作り上げる刺激的な日々で、まさに成長の連続でした。
その後、私は未上場スタートアップへの転職を経て、完全にフリーランスとして独立しました。この時、働き方は完全フルリモートへと移行しました。場所に縛られない自由を手に入れた一方で、それまで意識していなかった「見えない壁」に直面したのです。
それは、成長の停滞感です。
常に周囲に人がいて、偶発的な会話や会議の熱量から刺激を得ていたオフィスワークとは違い、完全リモート環境では、意識的に行動しなければ、一人の世界に閉じこもってしまいます。いつしか、自分自身のスキル開発がマンネリ化し、「これで良いのだろうか」という漠然とした不安が増大していきました。
2. 環境のディテールを「作り直す」という発想
この不安を解消するために、私が最初に取り組んだのは、単なるスキルアップのための教材購入や資格取得ではありませんでした。そういった従来の解決策は、行動に繋がりにくい限界があることを、私自身、過去の経験から知っていたからです。
私が着目したのは、仕事のスキルそのものではなく、「私という人間の心身の状態」です。リモートワークで最も変化したのは、「働く場所」と「生活リズム」です。そこで、この二つの「環境のディテール」を根本的に変えることを決意しました。
具体的には、長野県栄村への二拠点生活・地方移住の実現です。都市の喧騒から離れ、自然豊かな場所で生活することで、心身の健康を含めた「ウェルビーイング」を高めることが、結果的に仕事のパフォーマンスとスキル開発を促進すると考えました。
3. スキル開発は「食生活と運動習慣」から始まった
栄村に移住し、自然と共生するライフスタイルを実践する中で、私のスキル開発は、非常にユニークな形で進みました。それは、「食生活と運動習慣の改善」です。
良質な栄養が、明晰な思考と行動力を生み出すことを痛感したのです。
食生活の改善: 栄村の豊かな米や野菜を食し、良質な炭水化物やビタミンを積極的に摂取するようになりました。特に、地元の旬の食材を意識して選ぶなど、脳の活性化を意識した食生活のディテール化を図りました。
運動習慣の獲得: 自然の中で心を開放し、活動することで、心身の不調が改善されました。例えば、豊かな自然の中を歩く時間をルーティン化し、新鮮な空気を取り込むことで、思考がクリアになるのを実感しました。
心身が整うことで、仕事への集中力が増し、結果的に、新しい知識の習得や、複雑な問題解決に取り組む能力が飛躍的に向上しました。これは、単なる座学で得られるスキルではなく、「生きる力」としての成長です。
4. 表面的な悩みではない「本質的な生き方」の追求へ
リモートワークのスキル開発の悩みは、多くの場合、単なる「技術の不足」ではなく、「人生全体の方向性への迷い」から生じる漠然とした不安が根っこにあります。
私自身、この経験を通じて、キャリアの成功とウェルビーイングの両立こそが、持続可能な成長に繋がることを確信しました。
もし、今リモートワークで成長の停滞を感じている方がいらっしゃれば、まずはご自身の「食生活」「運動習慣」「住環境」といった、人生のディテールを深く見つめ直すことが、結果的に本質的なスキル開発への道筋になるとお伝えしたいです。
私の事例が、一歩踏み出すきっかけとなれば幸いです。