「ギフトのような、透明な時間」

記事
ライフスタイル
寝静まる深夜。
カタン。
バタン。
ガサガサ。
微かに、けれど確かに聞こえてくる音がある。

その音は、私には
  「ここにいるよ」
という声のように聞こえる。

私はいつも、眠っているはずなのに、眠れてはいない。
神経だけが、ずっと起きている。

眠い目のまま、ベッドから起き上がり、
私は音のする方へ向かう

どうか、そこにいてほしい。
どうか、生きていてほしい。
そんな祈りを、無意識に抱えながら。


今日は珍しく、友達の家に泊まりに行っている。
彼女のいない夜。

心のどこかで、ほっとしている自分がいる。
いつも、あそこにいてほしいと願っているはずなのに。

家の中は静かで、
私はいつもより早く、ベッドに入っていた。

かすかな物音に、耳を澄ますこともなく、
何も考えずに、深い眠りに落ちることが許される日。

そのとき、ようやく気づく。
自分が、ずっと疲れていたことに。

明日はどんな日になるのかを想像しながら、
眠りに落ちたこの瞬間、
私の一日は、ようやく終わる。
母親という役を脱ぎ、透明になれる時間。

そんな夜もある。そして、日々は続いていく。


あなたには、ふと力を抜いていい時間はありますか?
サービス数40万件のスキルマーケット、あなたにぴったりのサービスを探す ココナラコンテンツマーケット ノウハウ記事・テンプレート・デザイン素材はこちら