すべての問題への対処法:カギは「影響の輪」にある
私たちが直面する問題は、そのコントロールの度合いによって、以下の三種類に分けられます。
1.直接コントロールできる問題:自分の行動と関係する問題。(例:自分の勉強時間、健康管理)
2.間接的に影響できる問題:他人の行動と関係する問題。(例:チームの雰囲気、上司との関係)
3.全くコントロールできない問題:誰も影響できない過去の出来事や変えられない事実。(例:過去の失敗、天災)
解決の第一歩はすべて「自分」の中にある
一見すると、これらの問題は解決方法が全く違うように見えます。しかし、主体的なアプローチをとることで、問題解決の「第一歩」はすべて自分の「影響の輪」の中に入ります。
1.直接コントロールできる問題
⇒ 習慣を変えることによって解決する。⇒ 自分の行動を変える。
2.間接的に影響できる問題
⇒ 影響を及ぼす方法を変えることによって解決する。⇒ コミュニケーションや接し方を変える。
3.全くコントロールできない問題
⇒ 自分の態度を変えることによって解決する。⇒ 受け入れがたい状況でも、穏やかな気持ちで受け入れる。
問題がどの種類であれ、解決の突破口は、「習慣を変える」「影響の方法を変える」「見方や態度を変える」という、すべて私たち自身が選択できる行動にあるのです。自分の反応を選択できるという事実は、自分の置かれた状況に多大な影響を及ぼすことができるという、心強い真実を示しています。
主体性の本当の意味
主体性と聞くと、「わがまま」「強引」「無神経」になることだと誤解する人もいます。しかし、それは全く違います。
主体的になることは、他人に押しつけがましくなることではなく、「賢くなること」です。
それは、以下の要素を統合することです。
●価値観に基づいて行動する:自分が最も大切にすることを基準に行動する。
●現実を正しく認識する:状況をありのままに把握する。
●他人の気持ちや状況を理解する:周りの人や環境に対する配慮を忘れない。
真の主体性とは、状況を正しく理解し、その中で最も効果的で責任ある行動を、自分の意志で選択する力なのです。