💝心の引き出しにしまった宝物💝

💝心の引き出しにしまった宝物💝

記事
コラム
どうしてだろう。

もう何十年も前のことなのに、
ふいに思い出して、
胸がきゅっとなる記憶がある。

誰にも言ったことのない、
小さな宝物みたいな記憶。


子どもの頃。
切なさを感じたことがあった。


誰かを好きになって、
その人の姿を見ただけで、
胸の奥がぽっと温かくなったこともあった。


今思えば、
あの頃の私は不器用だったし、
臆病だったし、
たくさんのことを気にしていた。

どんな気持ちも、
全部が大切だった。


大人になると、
役割が増える。

しっかり、きちんとできるわたし。
誰かの期待に応えようとするわたし。
いい人でいようとするわたし。

そんなお面をいくつも重ねながら、
いつの間にか、
あの頃の
純粋で、忖度のない
きらきらした記憶を
引き出しの奥へしまい込んでしまう。


だけれど不思議なことに、

誰かが自分の初恋の話をしてくれたり、
子どもの頃に見た景色の話をしてくれたりすると、

私の中の引き出しも、
するすると開いていく。

ああ、
私にもこんな気持ちがあったな。

こんなふうに誰かを好きだったな。

そんな記憶たちが、
静かに集まってくる。


最近は、
胸が苦しくなった記憶さえも、
少し愛おしく感じる。

そこに、愛の力を感じるから。


誰かを大切に思った気持ちや、
世界をまっすぐ見つめていた
あのころの私のまなざし。


もし今夜、
心の引き出しがひとつ開いたなら。

急いで閉めなくても大丈夫。

そこにあるのは、
未熟な自分でも、
恥ずかしい自分でもなくて。

一生懸命に感じて、
一生懸命に愛していた、
やさしい自分かもしれないから。

そんな記憶たちと一緒にいる夜は、
少しだけ心があたたかい。

そして少しだけ、
自分のことも好きになれる。


🌟いつも読んでくれて、ありがとうございます🌟
🌷こころから、感謝しています🌷


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