11月1日 犬の日 保護犬について

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コラム
おはようございます🌞
週末は小春日和となりましたが、先週からかなり冷え込んできましたね。
皆様、体調おかわりありませんか?

過ぎてしまいましたが、11月1日は「11(わんわん)1(わん)」の語呂にあわせて、犬の日と制定されているそうです。

今回は保護犬についてのお話をしたいと思います。


この記事を書いている私の足元でぐうぐうと、いびきをかいて眠っているワンコは元繁殖犬です。

以前、子どもの保護者会で保護犬を迎えた話をした際に、これからワンコをお迎えしようと考えているママさんが「我が家もペットショップじゃなくて保護犬を迎えたい」と話してくれました。

私は保護犬を迎えたいと善意で言ってくれる方を否定したくはないのですが、必ず一度「初めて犬を飼うなら保護犬はやめたほうがいい」と伝えています。
せめて良識あるブリーダーさんからお迎えして都度相談や連携をとれるようにしておくことを勧めます。


理由は3つあります。


まず1つ目はお迎えする条件のハードルが高いからです。

保護犬の譲渡条件は保護団体によって変わりますが、よく「ハードルが高い」「こんなの誰も飼えない」という言葉を耳にします。

おっしゃること、よくわかります。
私もお迎えするまでそう思っていました。

実際に譲渡条件であった内容ですが『単身ではないこと、子どもがいないこと、高齢でないこと、パートナーのどちらかが在宅で5時間以上留守にしないこと…』など核家族化や共働き家庭の多い現在には、難しい条件が並びます。

ここで一度、私の過去のお話をさせていただきます。
小学生の頃からずっとお世話をしていた愛犬(当時13歳)と共に実家を出た私は老犬介護をしながら生活をし、現在の夫と出会い、同棲をするタイミングで愛犬の介護のため、ペット共生型マンションへと引っ越しました。

日中は眠っていることが多い愛犬は毎日深夜~早朝に覚醒して、ご飯を求めて壁と家具の間に挟まって動けなくなったり、枕もとでひんひんと鳴いたり粗相をしてしまうので、私自身も不眠症になりつつ夫の協力もあって、18歳まで穏やかな数年を過ごし、最期は夫婦の腕の中で息を引き取りました。

それから今まで愛犬にかけていたお金を少しでもほかのワンコに役立てればと思い、保護団体への寄付をするようになりました。
数か月後に譲渡サイトを眺めていたら、亡くなった愛犬に瓜二つの顔をした子が実家のそばで保護されていたことを知り、思わず夫に相談して連絡を取ることにしました。

愛犬のために職も住む場所も変えるし、どんなことがあっても見捨てることは絶対にしない。6年近い老犬介護の経験も踏まえて、知識と経験と環境も収入も頼れるパートナーもいて、救える命があるなら助けたい。

そんな覚悟を胸に保護犬を迎えましたが、ハードルが高いといわれる条件の大切さを痛感せざるを得ない、嵐のような日々が始まりました。



2つ目の理由、双方にとってのリスクが高いことです。

保護犬の多くは過去の病歴や生育環境が不明瞭であったりします。
我が家にお迎えした子もそうでした。

健康診断自体は問題はなかったのですが、食事を食べない、水分をとらない、お腹が弱くすぐ血便になったり、不安症で私の姿が見えないとずっと走り回って肉球から出血したり、吠え続けたり、音に敏感で常に怯え、男の人を見ると硬直し近づけば噛みつき、手や足などがそばにあると獲物を狙うような動きと目つきで噛みついてしまうことがありました。

迎えて1ヶ月の間に、夫は何度も噛まれ反射性失神を起こし、倒れて病院へ行ったり、私も寝不足と疲労からギックリ腰になったり育犬ノイローゼになりかけたり、半年くらいはそんな日が続きました。

有り難いことに、住んでいた環境も近隣住民の方に理解があって気にかけて頂くことも多く、かかりつけの獣医さんに相談したり、近隣で保護犬を飼っている方々に相談したり、SNSやネットで情報を集めたりして、少しずつ改善していきました。

そんな時に第一子を授かり、出産することになりました。
元々、婦人科系疾患を患っていたため子供はできにくいと言われていただけに、保護犬を迎えるにあたって妊娠出産は予定外でしたが夫婦としてはとても喜ばしいことでした。

そして産院を退院した初日に、愛犬が子供の手に噛みついてしまいました。
私の不注意とはいえ、とてもショックでした。

愛犬も子供も夫も皆大切なのに、私の選択によってそれぞれが苦しい思いをしていることに罪悪感でいっぱいでした。

人生は何があるかわかりません。

保護犬を迎えるということは自分だけでなく、子供や夫など大切な人にとっても、愛犬本人にとってもリスクが高いことを、今一度心に留めておいてほしいのです。



3つ目の理由は金銭的負担が大きいことです。

通常、ペットを飼うにはそれなりに金銭的な負担が伴います。

保護犬の場合は前述したように、身体的、精神的にハンデを持っていることが多いです。
遺伝子や先天性の疾患であったり、悪質なブリーダーによる繁殖などの弊害もあります

そのため、治療などにかかる医療費も通常の倍かかります。

私の近隣で保護犬を飼っている方からは
「皮膚トラブルで月に何度も通院して、治療費がかかる」
「尿路結石ができやすくてその為のフードや薬を毎回買わなきゃいけない」
「偏食でドックフードやご飯を食べてくれないので、買い替えたり高いフードや手作り食を作ったりしている」
「不安症だから仕事中はペットシッターやショートステイの利用をしている」
「先月の入院手術で60万かかった」などのお話を聞きました。

どうしても、お金の問題やリスクの管理は善意だけではカバーしきれないことだと私は思います。

我が家では紆余曲折ありつつ、家族の一員として共に暮らしています。
お迎えしたことは、後悔していません。
大変なことも多いけれど、出会えてよかったと心から思っています。


もしも保護犬をお迎えしようと思っている方が、自分の選択を迷った時に参考になれば幸いです。

どうか優しい方々とワンコ達が幸せに過ごせますように🍀

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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