【松野翔太:堺市/教師】システムは「育てる」もの

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最近、夜空を見上げると、月がとても綺麗に見える日が増えました。子供の頃、月を眺めながら「月には本当にうさぎがいるのかな?」なんて想像したことを思い出します。目には見えないけれど、確かにそこにあるものを信じる力。そんな感覚が、今の仕事にも活きているなと感じています。

今回は、システム開発における「見えないもの」について、僕なりの考えをお話ししたいと思います。

ココナラでは、「業務効率化」や「自動化スクリプト作成」といったご依頼をいただくことが多いです。これらのご依頼、一見すると「目に見える成果物」を納品して終わり、と思われがちです。

例えば、「Google Apps Scriptで、スプレッドシートのデータを自動集計するツールを作ってほしい」というご依頼があったとします。

僕は、お客様のご要望通りにスクリプトを書いて納品します。スプレッドシートを開けば、自動でデータが集計される。これは、誰の目にも明らかな「成果」です。しかし、僕はこれを「完成」だとは考えていません。

僕が目指しているのは、お客様の業務に「育っていく」システムを創ることです。

かつて教師をしていた頃、僕は生徒たちに、ただ知識を教えるだけでなく、自ら考える力を養ってほしいと願っていました。彼らがテストで良い点を取ることだけが目標ではありませんでした。

例えば、生徒が「〇〇について、もっと知りたいです」と言ってきた時、僕はすぐに答えを教えるのではなく、「図書館で調べてみたらどうかな?」「〇〇の専門家に話を聞きに行ってみるのも面白いかもね」と、次の行動を促すような言葉をかけるようにしていました。

僕の役割は、生徒の「学びの芽」を見つけ、それを育てるための土壌を整えること。そうすることで、彼らは自分の力で学びを深め、成長していくことができたのです。

この考え方は、今のシステム開発の仕事とまったく同じです。
僕が納品するのは、単なる「ツール」ではありません。それは、お客様の業務をより良くするための「成長の種」です。

お客様が日々の業務でシステムを使っているうちに、「あ、この作業も自動化できそうだな」とか、「このデータをこんな風に使えたら、もっと面白いことができそうだな」と、新しいアイデアが生まれてくることがあります。

そんな時、「松野さんに相談してみよう」と思っていただける関係性こそが、僕にとっての最高の喜びです。そして、生まれたアイデアを形にするお手伝いをさせていただくことで、システムはさらに機能を追加し、進化していきます。

システムは、一度作って終わりではありません。お客様のビジネスと共に成長し、変化していくものです。

僕は、その成長の過程をサポートする、いわば「システムの家庭教師」のような存在でありたいと思っています。

目に見える成果だけでなく、その先に広がるお客様の可能性を信じ、共にシステムを育てていく。ココナラを通じて、そんな素敵な出会いが生まれることを願っています。


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