地域の母子保健の現場で出会った“声にならない想い”
私は、地域の母子保健の現場で、たくさんのママたちと出会ってきました。
生まれたばかりの赤ちゃんとの生活に不慣れで、不安を口にする方も多くいらっしゃいます。
でも、それだけじゃないのです。
「夫が全然協力してくれなくて…」
「実母に“昔はもっとちゃんとしてた”って言われた」
「上の子が赤ちゃん返りしてイライラしてしまう…」
「私、ちゃんとした親になれてるのかな……」
言葉の奥には、葛藤や罪悪感、自分の育ちの影響など、深く複雑な背景が重なっています。
面談の終わりには、涙を浮かべる方も決して少なくありませんでした。
それは、ただつらいから泣くのではなく、「誰かに話せてホッとした」「わかってもらえた」という安心の涙でもあったのだと思います。
この経験から、私は“話すことの力”を、何度も何度も目の当たりにしてきました。
しかし、現実にはまだまだ「誰にも話せない」「話す場所がない」と感じる方が多いことを知りました。
忙しい育児の合間に、周囲に愚痴や弱音をこぼせない孤独感。
「大丈夫」と言い聞かせて自分を押し殺し、誰にも相談できずに心が苦しくなる方も少なくありません。
そんな声を聞くたびに、「話すこと」で救われる人がもっと増えてほしい、気軽に寄り添える場所を作りたい、という想いが強くなりました。
そこで私は、電話相談という形で、場所や時間に縛られず、誰でも安心して話せる場を提供することを決めました。
電話だからこそ顔が見えなくて気楽に話せることもありますし、ちょっとした悩みや不安も、その場でそっと受け止められるのです。
もし今、誰かに話したいけれど話せない想いを抱えているなら、どうか一人で抱え込まずに、私に声をかけてください。
あなたの“今の気持ち”を大切に、一緒に受け止めていきましょう。