夏の穀物、食べすぎていませんか?
身体の声から考える夏の食べ方
夏になると、冷たいものや果物が欲しくなったり、反対に食欲が落ちたりすることがあります。
東洋医学では、湿度の高い時期は「胃」の働きが弱りやすいと考えます。
この時期に身体を補ってくれるのが、砂糖の強い甘味ではなく、穀物や野菜、果物などが持つ自然な甘味です。
ただし、身体に良いとされるものでも、食べすぎれば消化する力に負担がかかります。
そして「消化」とは、食べ物の消化だけではありません。
起きた出来事や自分の感情を受け止め、整理していく「心の消化」も関係しています。
心の中に消化できないものが溜まると、思い悩みやすくなり、それが食欲やお腹の状態に表れることもあります。
夏になると穀物を食べたくなるけれど……
私は夏の湿度が高い時期になると、炭水化物、特に穀物を食べる機会が増えます。
しかし、少しでも多く食べると、
お腹が膨れて苦しくなる
それ以上食べられなくなる
横にならないと回復できない
元の状態に戻るまで時間がかかる
という反応が出るようになりました。
以前に比べて、私の身体は穀物をたくさん食べられなくなってきたようです。
一方で、動物性食品は変わらずほどほどに食べられます。砂糖類は身体が受け付けませんが、最近は果物を欲することが増えました。
特に夏のスイカはよく食べます。
今の私の身体が求めているのは、
一度にたくさん食べるより、少量を分けて食べること
新鮮な野菜や果物を生で食べること
なのだと思います。
そのため「これが正しい食べ方だから」と決めつけず、その日の気候や体調、身体の反応に合わせて食べるようにしています。
「正しい食事法」が自分に合うとは限りません
これは、あくまで私自身の夏の体験です。
大切なのは、誰かの食べ方をそのまま真似することではなく、
「今、自分の身体はどのような食べ方を求めているのか?」
と考えることです。
治療を目的とした一定期間の食事法を除き、毎日同じような食事を続けることを私はあまりおすすめしていません。
食べ方を固定してしまうと、季節や体調の変化に対応できなくなります。そして身体の反応よりも、
「健康のためには、これを食べなければならない」
「これは身体に悪いから、絶対に食べてはいけない」
という考え方で食べるようになってしまうからです。
穀物の適量は、人によって大きく異なります。
身体や心の状態によっては、穀物を必要以上に欲したり、やめられなくなったりすることもあります。
反対に、食べる量が多いと、お腹の張りや眠気、身体の重さとして表れる人もいます。
どのような食材にも利点と欠点があり、その人に合う量と合わない量があります。
大切なのは、食事法に身体を合わせることではありません。
季節、天気、体調、心の状態に合わせて、今の自分に必要な食べ方を選ぶことです。
あなたの身体は、どんな食べ方を求めていますか?
「健康のために気をつけているのに調子が良くならない」
「穀物を食べるとお腹が張る、眠くなる」
「夏になると食欲や食べたいものが変わる」
「何を食べればよいのか分からなくなった」
このようなお悩みがある方は、食べ物だけでなく、身体や心の状態も含めて見直してみる必要があるかもしれません。
あかつき道整骨院では、決まった食事法を一方的に押しつけるのではなく、
現在の身体の反応や生活環境、食べ方、心の状態を確認しながら、その方に必要な方向性を一緒に考えます。
身体の不調や食べ方について、一人で考えても分からない方はご相談ください。オンライン相談にも対応しています。