【山本達也:千葉県/市川市】バグは敵より友達だった

記事
ビジネス・マーケティング
新人の頃、初めて自分が書いたコードが動かず、画面にエラーが並んだ瞬間は心臓が止まるかと思った。上司に怒られるのではないか、納期に間に合わないのではないかと焦り、ただひたすら恐れていた。それから十年以上が経ち、今ではそのエラーの赤文字を見ても、むしろちょっとした会話を始めるような感覚で向き合っている。

フリーランスになってから特に実感するのは、バグは単なる敵ではなく、システムや利用者が「もっとこうした方がいい」と伝えてくる声だということだ。処理が遅い、エラーが出る、動作が不安定。この一つ一つは厄介に見えて、実際には改良の余地があることを示してくれている。バグを直す作業は、対話しながらより良いシステムへ導くプロセスに近い。

個人開発をしているときも同じで、バグが出ると一瞬イラッとするが、すぐに「なぜそうなったのか」を追う探偵のような気分になる。推理小説の犯人を探すように、ログやコードを読み解いていく。解決した瞬間は謎解きに成功したときの快感に近い。つまり、バグは私にとってただの障害物ではなく、成長のきっかけであり、楽しみの一部でもある。

ココナラでご依頼を受けるときも、この考え方が大いに役立っている。依頼者の方からいただく相談には「今のシステムが重い」「よくわからないエラーが出る」といったものが多い。その声を単なるトラブルではなく、改善ポイントを示すシグナルと捉えると、スムーズに対応策を提案できる。依頼者にとっては不安の種でも、エンジニアにとっては次へのヒントとなる。

バグを恐れず、むしろ仲間として扱うことで、システムはどんどん洗練されていく。そして何より、自分自身の視野も広がっていく。これからも私はバグと共に歩みながら、誰かの「困った」を「よかった」に変えていきたいと思っている。
サービス数40万件のスキルマーケット、あなたにぴったりのサービスを探す ココナラコンテンツマーケット ノウハウ記事・テンプレート・デザイン素材はこちら