思考と時間の意外な関係性
記事
学び
人は、時間があるほど
たくさん考えられるようになると思われがちです。
でも実は、
時間が増えるほど、思考が重くなることもある
と、僕は感じています。
何も予定がない日。
一人で過ごす夜。
ふとした空白の時間。
そういう時ほど、
過去の出来事を思い出したり、
まだ起きてもいない未来を不安に思ったり、
頭の中が忙しくなっていくことはないでしょうか。
⸻
時間が思考を深くするわけじゃない
これまでの経験の中で、
忙しく動いている時よりも、
時間が余っている時の方が
心がしんどくなることがありました。
考える時間が増えたから、
答えが見つかったわけでもなく、
むしろ同じところを
何度も何度も行き来しているだけ。
思考が深まったというより、
思考が止まらなくなっていただけ
そんな感覚です。
⸻
思考は、時間が作るものじゃない
思考そのものは、
時間が生み出すというより、
向き合い方によって形が変わるものだと思います。
同じ1時間でも、
・ただ一人で考え続ける1時間
・誰かに話しながら整理する1時間
・身体を動かして過ごす1時間
その質は、まったく違います。
時間が問題なのではなく、
時間の使われ方が、思考を左右する
ということです。
⸻
考えすぎる人ほど、時間を責めてしまう
「もっと時間があれば」
「もう少し考えれば答えが出るはず」
そう思って、
さらに時間を使って考え続ける。
でもその結果、
疲れてしまったり、
自分を責めてしまったりする人も多い。
考えること自体が悪いわけではありません。
ただ、
思考が前に進まない状態で、時間だけが過ぎていく
これが一番しんどい。
⸻
思考が整理される瞬間は、意外と静か
不思議なことに、
答えが見つかる瞬間って、
必死に考えている時よりも、
・誰かに話した後
・気持ちを言葉にした後
・少し間を置いた時
こういう、
思考から一歩離れた瞬間
に訪れることが多い気がします。
時間をかけることより、
思考に余白を作ること。
それが、
考えすぎないための一つのコツなのかもしれません。
⸻
最後に
思考は大切です。
考えることをやめる必要はありません。
ただ、
時間をかければかけるほど
良い答えに近づくわけでもない。
もし今、
同じことを繰り返し考えて
少し疲れているなら、
「今は考える時間じゃないのかもしれない」
そう思ってもいい。
時間と少し距離を取ることで、
思考は自然と整っていくこともあります。
話すことで整理できる思考も、
確かに存在します。