【元島純貴】エンジニアは、オーダーメイドスーツの仕立て屋

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ビジネス・マーケティング
皆さん、こんにちは。ココナラでシステム開発のご相談を承っている、元島純貴です。

突然ですが、皆さんは「オーダーメイドのスーツ」を作ったことはありますか? 私は、システム開発の仕事が、まるでオーダーメイドスーツの仕立て屋に似ているなと常々感じています。一見、無機質なコードの世界と、職人の手仕事は遠いように思えますが、実は深い共通点があるんです。

まず、スーツを仕立てるには、最初に「採寸」を行いますよね。お客様の体型や癖、ライフスタイルを細かくヒアリングし、ミリ単位で正確な数値を測ります。システム開発における「要件定義」は、まさにこの採寸です。お客様のビジネスの課題、実現したいこと、将来の展望まで、丁寧にヒアリングし、目に見えない「サイズ」を測り取っていきます。この段階を疎かにすると、どんなに優れた技術を使っても、お客様の体にフィットしない「既製品」のようなシステムになってしまいます。

そして、次に「生地」を選びます。耐久性、着心地、見た目。様々な要素を考慮して、お客様の用途に合った最適な生地を提案します。システム開発における「技術スタックの選定」も同じです。Java、Python、PHPといった「プログラミング言語」は、まるでスーツの生地のようなもの。案件の特性、将来的な拡張性、予算などを考慮し、お客様のビジネスに最も適した技術を提案します。流行りの技術だからといって、安易に選んでしまうと、数年後には着られなくなるスーツのように、使い物にならなくなってしまいます。

さらに、熟練の仕立て屋は、お客様の「癖」を見抜いて、微調整を施します。例えば、肩の高さの違いや、腕の振り方など、既製品では対応できない部分に気を配ります。システム開発も、お客様の業務フローにおける細かな「癖」や「こだわり」を汲み取り、それに合わせてカスタマイズすることが重要です。この細やかな気配りが、お客様の満足度を大きく左右します。

私はフリーランスとして独立してから、この「仕立て屋」としての仕事に、より一層のやりがいを感じるようになりました。SIer時代は、大量生産のスーツ工場のような、大規模なプロジェクトが中心でした。それはそれで社会貢献性がありましたが、ココナラを通してご依頼いただく案件は、お客様一人ひとりとじっくり向き合い、その方にぴったりの「一着」を仕立てる感覚に近い。

最近、ある個人事業主の方から、業務効率化ツールの開発をご依頼いただきました。最初にいただいたご要望はシンプルでしたが、ヒアリングを進めるうちに、隠れた課題や本当のニーズが見えてきました。まるで、採寸の途中で、お客様の姿勢の癖を発見したような感覚です。そこで、ご要望に加えて、より使いやすくなるような機能を提案し、お客様と二人三脚で「世界に一つだけのツール」を仕立てていきました。

システム開発も、スーツの仕立ても、相手の想いを形にする仕事です。お客様のビジネスに寄り添い、真摯に向き合うことで、最高の価値を提供できると信じています。

もし、あなたのビジネスにぴったりの「一着」を仕立てたいとお考えでしたら、ぜひお気軽にご相談ください。


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